取り敢えず一回鬼に喰われてくれ。

十九話 ページ21

宇髄「やるじゃねぇかお下げ。」



『何か最近お下げが名前に定着し始めてる気がする。』



響「自分を見失わないでください先輩。」



響くんに声を掛けられなければ完璧に見失ってたよね(真顔)



宇髄「案外派手だな！！」



『派手って褒め言葉なの？？僕派手好きじゃないよ？？』



宇髄「何でだよ！！」



『何キレてんだよ！！』



響「宇髄さんにとっては褒め言葉なんじゃないですか。」



『だから爪いじりながら言うなよ女子か。』



お前何？



とか思いながら威嚇をしていると頭叩かれた。



解せぬ。



宇髄「さて、俺はこの後任務だ！またな！」



『もう会いたくないですね出来れば。屋敷に来るな。』



宇髄「また屋敷に行くからな！」



『僕の声届いてますか？？』



届いてなさそうですね(真顔)



響「何なんですかねー、先輩気に入られちゃった？」



『………』



響「急に無表情になるのやめてもらえますか。」



いやだって果てしなく嬉しくない…(失礼)



『…響くん、明日甘味処行こう。』



響「別に良いですけど先輩俺居ないと何も出来ないのどうにかしてくれませんか。」



『人聞き悪いな、直す気ないよ。』



響「おい。」



『僕達一心同体だからさ。』



響「やめてください。」



『そんな真顔で言わないでよ照れる。』



響「真顔で照れるとか言わないでくれますか。」



いや、だって照れちゃうもん♡(真顔)



…僕が悪かったからやめようかその顔。

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