取り敢えず一回鬼に喰われてくれ。

プロローグ ページ1

『突然ですが、この本に書かれていることを試したいと思っています。』



「いや普通に嫌だよ。馬鹿なんじゃないの嫌だよ。だからモテないんだよ。」



『んん？？最後のは関係ないかな？？』



ある日のことです。



高校二年生の僕、無藤Aはいつもの教室(自分のクラスじゃないです)に行く前、少しばかり図書館に寄りました。



すると其処で面白い本を見つけ、早速いつもの教室にて一つ年下である後輩の星宮響に声を掛けました。



まさか罵倒されるとは思って…いたねうん、いたけど其処まで言わなくて良くない？？



『良いからやろうよ成功したら異世界にトリップ出来るんだよ！？

某バレーボール漫画の可愛い(？)男の子達ときゃっきゃうふふしたいじゃん！！』



響「いや見ろよ、ちゃんと見ろよ。鬼滅の刃特定されてんじゃん。」



『あっほんとだっ』



表紙に書かれてたわ、「鬼滅の刃の世界にトリップする方法」。



いや響くんそんなに冷めた目で見るのやめないか(真顔)



『もうこの際どこでも良いからトリップして戻って来たくない！！』



響「先輩が馬鹿過ぎて頭痛い。」



『酷くない！？もう！！良いから見てみようよ！！』



そう言って本を開く。



…その時、いきなり光に包まれ─────…



…えっ、開いたらトリップしちゃう系ですか()

設定→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す