彼女がモブを通す理由４

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夏凪「A先輩、テストで良い点数取ったらご褒美ください！」



急にそう言われ、驚き半分納得半分で軽く頷く。



夏凪のことだから言いそうな気はしてた。



夏凪「本当ですか!?」



国見「じゃあオレも。」



涼太「オレも！」



『元々頭良い奴が何言ってんだよ。』



普通に断る。



涼太と国見は頭良いだろ。



及川「まあそもそもなっちゃんのための勉強会だったしね〜。」



珍しく良いこと言うじゃないか及川さん。



及川「珍しくって何珍しくって!?!?」



『うわ、言葉に出てたパターンか…』



花巻「普通に分析すんなよww」



『いやだって。』



夏凪「とにかく私は勉強頑張りますね！」



及川「軽くスルーされた!?」



夏凪がスルーするとは思ってなかったから笑いそうだけど我慢だ我慢。



『そういや涼太、コブラがさ。』



涼太「ん？」



『送られた写真のこと知らなくて、見たことを忘れろって言ってた。』



涼太「無理無理あんなに似合ってたのに忘れられるわけない。」



『それな。』



及川「え、何!?何の話!?」



『昔からの友達…仲間？の話ですよ、及川さんは知らない。』



岩泉「友達多いんだな。」



『めちゃくちゃ多いっす。』

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