631話 童磨side ページ31
童磨「本当にAと戦わないといけないんですか?」
無惨様に問い掛ける。
今は上弦の鬼…と、埜田雪希を含めた会議の真っ最中。
鬼舞辻「…何度目だその質問。」
童磨「だって俺嫌なんですよね。」
何されたとしても、Aと戦いたくない…その気持ちは曲げられない。
鬼舞辻「Aを鬼にして此方側へ迎える…そのためだと思え。」
…無惨様が妙にAに執着しているのは知っている。
だとしても、俺は俺がAに恋をしているという気持ちは変えられないし…執着しているのなら尚更、傷付ける意味が分からない。
俺はAの笑っている姿が好きだからなぁ。
雪希「…そもそもあんなのの何処が良いか分かんないんだけど。」
猗窩座「口を慎め。」
猗窩座殿もAの事を気に入ってる…今の発言はだからだろう。
その場に座りながらそんなことを考え、苛立ったような顔をしている埜田雪希を見る。
…彼女が居なければ、こんなことにはならなかったのかな。
少なくとも…Aが傷つくことなんてなかったのに。
童磨「俺今回はそんなにやる気になれない気がしますよー。」
堕姫「何言ってんのよ。」
妓夫太郎「気持ちは分かるが、やる時はやれよぉぉ…」
…ああ、ほんとに何でこうなる?
童磨「…はいはい。」
どうにか君を守ることは出来ないのかな、なんて。
会議中でさえ、そんなことを考えてしまっている。
792人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ばりお。 - 先日見つけてから面白すぎてスマホから手が離せない…。つい夜更かし(12時過ぎ)まで読んでしまう (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1a062a0ebf (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - 「おはしも」だったんですね。私の地域は「は」ではなく「駆けない」の「か」で「おかしも」でした。 (2019年10月19日 20時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - あ、やべ誤字脱字した楽しみにしてます^ ^ (2019年10月19日 17時) (レス) id: 1608bc4284 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 逆ハーなのにここまではスラスラ読めたの初めて続きめっちゃ食べ2してます^ ^ (2019年10月19日 17時) (レス) id: 1608bc4284 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 更新ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2019年10月19日 12時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ