階級・甲の癸さん拾肆

624話 ページ24

『ちなみに何を買うように頼んだんです？』



胡蝶「薬に使う薬草、今日の夕飯に使う食材、後は甘味と、それぞれ好きなもの…ですね。」



『最後とかご褒美じゃん、確実に子ども扱いじゃん。』



あの大の大人二人に子ども扱いしてるしのぶさんは強いと思うんだ。



桜花「…あ。」



声を上げるおうちゃん、何かと思いながら見ると…強面さんがお師匠様を殴ろうとしてた。



『強面さん！？』



桜花「何か冨岡さんが何処かに行こうとしてて、多分関係ないとこに。

それ見てキレたっぽい、無理なんだけどww」



胡蝶「不死川さんも短気ですが、冨岡さんは何をしようとしてるんですかね。」



この二人の実況が僕のツボを突いてきてるんだけどどうしようか。









―ちなみにその時の二人―



不死川(何で俺がこいつと出掛けてんだァ…。)



冨岡(あ、あの首飾りAに似合いそうだな…。)



不死川「冨岡ァ、早く済ませて早く帰るぞ…って何処行こうとしてんだァ！！」



冨岡「………あっちに。」



不死川「勝手な行動してんじゃねェぞォ！！」



冨岡「痛い。」



不死川「てめェが勝手なことしてるからだろォが！！」



冨岡(あっちにAに似合いそうな首飾りがある、早く買わないと売り切れてしまうから)「行かないといけない。」



不死川「てめェ本気で殺すぞ？？」



冨岡(どうして怒られているんだ…？)「……………」



不死川「不服そうな顔してんじゃねェぞ！！！」

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