どーも、未定の女です3【銀魂】

▽過去編 春雨第7師団 ページ20

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とにもかくにも神威を仲間に招き入れて数日。私達はある問題に悩まされていた


『団長、食料もう無いっす』


「…またか」


そう、食糧不足だ。ただ単純に金がないとか、気候が悪くて食物が育たなかったとかそんなんじゃない


「ねぇ、ご飯まだ？？」


ひょこっと顔を覗かせたこの少年、見た目に反して食べる量が半端ない。育ち盛りだからね〜で済まされる量じゃない


もともと夜兎というものは食欲旺盛で、ここにいるヤツら全員例外じゃないが、この少年それがずば抜けているのだ


「…ふっ。やはりこの鳳仙の目に狂いはなかったか。あの子兎、でかい男になるぞ」


そりゃ物理的に言えばでっかくなるだろな、あんだけ食ってりゃ
なんか良さげなこと言ってる風だけど普通だから。内容至って普通だから。


「こりゃ戦闘で滅ぶ前に飢餓で滅んじまうぜ俺達」


『そりゃいいや世界平和に貢献できるね』


やったじゃん！って言うと腹パンされて死にかけた。ふざけんな、お前らが腹パンしたらそれもう腹パンじゃねぇから。腹バァァァンだから。裂けちゃってるから


「それに、俺らが飢えたら困るのお前だろ？」


『？』


「俺達にはな、最終手段として共食いって手もあんだよ」


『よっしゃ団長、今すぐ食料調達に向かいましょう！荷物なら私が持ちますぜ！』


こいつら、モブでも怖いから嫌いだよ。チビる



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