どーも、未定の女です2【銀魂】

34魂 ページ5

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【新八side】


今日はAさんが万事屋に来る日。僕考案のもと、Aさんの歓迎会をするために押し入れの中でスタンバイ中


「新八ぃ。暑いアル！」


「ちょっ、神楽ちゃん静かに！ばれちゃうから」


「クゥン」


両手にクラッカーを持ってサプライズ登場。のはずが出ていけない理由。それが


『サシで飲むの久しぶりだね』


「…おう」


何シンミリしちゃってんのぉぉぉぉ！？
完全に出て行くタイミングのがしちゃったよこれ


どうすんですか。という意味を込めて押し入れの隙間から銀さんを睨めば、逆にどうしよう的な目を向けられた。ほんとにどうしよう


「こうなったのも酒飲んでベロンベロンになった銀ちゃんのせいネ」


本当にそのとおり。いつもはむかつくほどに傲慢な態度のくせに、Aさん関連になるとヘタレになる


今回のことだって、悩みに悩んだ末酒に逃げたのだろう。まったくとんだマダオだ


「どうするかなぁ」


「どうしようじゃないわよ！強行突破するしかないじゃない！」


「さっちゃんさん！？」


「行くわよ！」


「待っ、」


ときすでに遅し。静止の声も聞かず、どこから現れたかわからない変態忍者は押し入れを突き破った


絶対弁償させよう


「銀さーーん！！」


「うおっ！？テメェどこからわきやがったこの雌豚！」


「相変わらず辛辣ね！興奮するわ！で、アンタ誰よ！？銀さんとイチャイチャしていいのは私だけよ！羨ましい！」


「してねぇよ！！」


『ごめん全くついていけない』


僕達を見て目を丸くする。
まあ、計画通りには行かなかったが、Aさんがビックリしているのでサプライズとしては申し分ないし、失敗したのも僕達らしいといえばらしい


僕は神楽ちゃんと目を合わして、クラッカーをかまえた


「「A(さん)、ようこそ万事屋へ！」」


『へっ？』


New万事屋の誕生だ



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