どーも、未定の女です2【銀魂】

63魂　テレビとか新聞とかちゃんと見ないとダメだって ページ36

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【銀時side】


『絶対やだ』


新八が向かって数分後、俺たちも退治に向かおうともちかけると、断固として首を縦に振らない


『いやもうほんとに勘弁してよ。お前らの骨は私が拾ってやるから』


「なんでゴキブリ一匹で死ぬんだよ！？お前はゴキブリ以下か！」


『Gって言えェェェ！！次フルネーム使ったら玉握りつぶすからな！！！』


「理不尽！！」


こいつがGとか虫全般ムリなのも、100%俺と高杉が幼少期にトラウマ植え付けたせいだろう。まぁ、ワリィとなんて思わねぇが、ここまでくるとかわいそうになる


『ほんとにムリなんだって。一生のお願い』


今だって涙目だし。なんかこう、イジりたくなるんだよ。こいつが悪い


「グダグダ言ってないで早く行くネ！男だろ！！」


『女だから！！』


必死の願いを神楽はもちろん、俺が聞くわけもなく神楽が髪を引っ張って連れて行く


『いだだだだっ！！ハゲる！ハゲちゃう！！』




「うらァァァ！！」


「死ねコラァァ！」


『ｼﾈｺﾗーー』


Aを連れてきたものの、まったく使い物にならない。今だって物陰に隠れて呟いてるだけだ。コミュ障かよ


「そーいや新八は？」


ふと、メガネがいないことに気づく。え、まさかこいつに食べられたってことはない。よな？


「新八ｨｨｨ！！」


「出せェェェ！！てめっ、出せコラァァ！」


悪い予感ほど当たるもので、Gの嘔吐物からメガネ(本体)が出てきた


「何味だった！？新八は何味だったコラァァ！」


「キシャアアアア」


殴り続けると、急に鳴き出したG。鳴いたって許さねぇぞ


『うっ、ぎゃああああ！！？？』


Aの叫び声が聞こえたと思い振り向くと、そこには大量のG。


「まじか」


　
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