どーも、未定の女です2【銀魂】

51魂　ベルトコンベアには気をつけろ ページ24

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「あの〜、どうもすいませんでした〜」


木に吊るされてる女幽霊。どうやらこいつの正体は幽霊じゃなく、地球でいう蚊みたいな天人らしい


最近、家庭持ちの上司との間に子供身ごもっちゃって、産むためのエネルギーが必要だったらしく、男だらけでムンムンしてる屯所を餌食にしたんだとか


ギャグ話のくせして結構深刻で笑えねーよ。てか、上司家庭持ちのくせに何やってんだぶっ飛ばせ。ゲス不倫かよ


「…ったくよォ。幽霊にしろ蚊にしろ、はた迷惑なのには変わりねーな」


「ハタ迷惑なのはテメーだ。報酬なんぞやらんと言ってるだろ。消えろ」


「オメー、俺の一撃が全てを解決したことを忘れたか？」


「何言ってやがる。ありゃ俺の手柄だ」


『んなわけねぇだろ。ぶっ飛ばすぞ』


こいつらが言う手柄とは、両方私を使ってのこと。私持ち上げて女に向かって投げやがった。ありえなくね？


極めつけは「お前重い。もっと痩せろ」これを自分たちの手柄って言い張るとかホントこいつら死ねばいいのに


「おうA。そんな怪我してどうした」


『お前らのせいだろお前らの！！』


「敵を倒すのに少しの犠牲はつきもんだ」


『少しじゃないわ！』


本気で殴ってやろうかと思ったとき、後ろのふすまが開いた


「銀ちゃん、そろそろ帰…」


『…なにしてんの』


その瞬間、床下に隠れた2人


「「いや、コンタクト落としちゃって」」


いろいろ災難ばっかりだったが、こいつらにトラウマを植え付けることができたので良しとする。情けない姿を見て、口が緩んだ


「A、なに変顔してるアルか」


『してないよ神楽ちゃん。ダメだよそんなこと言っちゃ』



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