どーも、未定の女です2【銀魂】

42魂　海の水がなぜしょっぱいかだと？オメーら都会人が泳ぎながら用足してくからだろーがァァ！！ ページ14

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ギラギラ光る太陽。潮風なびく砂浜。そう、ここは無限に広がる塩水。海！


と思ったら大間違い


『人多いな』


「金無いのにどうやって行くんだよ！」


海にすら行けないのが私達。金なさすぎて電車賃も無いんだって。終わってるよね


「いいか。今日は遊びに行くんじゃねぇ。えいりあん退治っつー仕事をしに行くんだ。なのに何だお前のその格好は！！」


「だって海行くんでしょう？」


そう言う妙ちゃんの手に握られているのは、たぶん重箱。その中身を想像しただけで脂汗かいてきた


「まあまあ、落ち着けよ。他の手段でも探そうぜ」


この人は長谷川さん。不景気な世の中の犠牲になったニートの苦労人。気が合いそう


「全く仕方ありませんね。行きますよ皆さん」


『こんな車道側来て何すんの？』


「ヒッチハイクです」


嘘だろ。ヒッチハイクって言ったら、超絶美人か超絶イケメンがいないと無理だろ


「ってことでAさん、お願いします」


『はい？』


「だってそうでしょう。この中の女の人の中で1番年長だし。私達まだ10代だし…」


くそう。羨ましいな10代！！


「そうネ！熟女の色気見せつけるアル！」


『まだ熟女じゃねぇよ！！』


「そうだぜお前ら。こんな萎れた女のために止まってくれる奴なんざいねぇよ」


『髪の毛も股もくたびれたお前には言われたくねぇよ！』


「あぁん！？まだまだギンギンに決まってんだろうが！ギンギンラギンにさりげなくが俺のやりかたなんだよ！」


『ちょっとォォ！！天下のジャ○ーズと下ネタコラボさしてんじゃねぇよ！』


ファンの皆さん、まじですみません


「もう、ただでさえ暑いんですからケンカはやめてくださいよ。暑苦しいですよ！」


「そうネ。早く捕まえてくるヨロシ」


「じゃあまずはAさん、谷間を強調して。次に顔…はどうにもならないから」


『可能性！可能性を考えてください！！』



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