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「お前、玉狛入ったってマジ?」
「マジ」
「なんで太刀川隊来てくんなかったの?」
「体制が違うじゃん。そもそもの」

玉狛支部は無理にチーム戦を強いられない、割と好き勝手に動かして貰えるから入ったのだ。

「げーお前まで本部来なくなっちゃうの?」
「学校では会えるじゃん」
「そうだけどよ…マジでウチ来て欲しかったわ」

そういえば昔の太刀川隊には烏丸がいたのか。
だから穴埋めのように執拗に自分の事を誘っていたのかも、しれない…などと考えて勝手にへこんだ。

「それってさ、私を烏丸の代わりみたいに入れようとしてたってこと?」
「んな訳ねーじゃん。戦力的にはもうウチ事足りるし」
「なら尚更私いらないくない?」
「馬鹿お前、そんなのお前が……」
「……私が、なんだ」
「や、あ、危なっかしいな、って」

なんだそれ。
意味不明な出水の発言に気まずい空気が漂った。
聞いといてなんだが少し照れ臭い。
米屋早く戻ってこいよ。何呑気にトイレしてんだ。








「迅お前、A引き抜いたってマジ?」
「マジ」
「ウチに入る予定あったんだけどな」
「勝手に予定作らないでもらえます?」

太刀川は迅に詰め寄っていた。
出水含め太刀川隊がAに振られ続けているのがよっぽど悔しかったようだ。

「俺冗談抜きでAを入れた時の戦術考えてたんだけど」
「なんか気持ち悪いですよ、それ」

それだけ真剣に欲しかったんだろうが、迅は引いた。




「女子の尻触ってる奴に言われたくねぇな。そいえばAの尻どんな感じ?」
「恐ろしく早い掌返し。まだ俺Aちゃんの触ってませんよ」
「なんでだよ」
「逆になんでだよ」

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御霊アイス(プロフ) - Aoooooooさん» お褒めのお言葉ありがとうございます!一番好きだなんて、とても光栄でございます。まだまだ精進いたします。お身体に気を付けて、これからもお楽しみ頂けると幸いです。 (2021年2月2日 21時) (レス) id: 479222f424 (このIDを非表示/違反報告)
Aooooooo(プロフ) - はじめまして。深夜帯にすみません。ここ最近の作品の中で1番好きな作品で、更新される度ワクワクして読ませていただいております。これからも応援してます! (2021年2月2日 3時) (レス) id: 1ff117f59a (このIDを非表示/違反報告)
御霊アイス(プロフ) - 舞都李さん» ありがとうございます、お褒めのお言葉はとても励みになります!割と見切り発車で始めた作品なのですが、お気に召したようで何よりです。これからも精進致します。舞都李様もお身体にお気を付けください。 (2021年1月28日 22時) (レス) id: 479222f424 (このIDを非表示/違反報告)
舞都李 - 好きです…!二宮さんが最推しなので結婚しようで泣きました()更新頑張ってください、応援してます! (2021年1月27日 9時) (レス) id: 26fd9ad117 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御霊アイス | 作成日時:2021年1月20日 0時

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