第二百八十九話 ページ9
〜No side〜
猪名寺「大変なことになってしまいました〜!!」
一年生は床下や草むら、二年生は木の上に。三年生は教室にまとまって、木の板で入口を塞いだり。四年生は天才トラパーと呼ばれる綾部喜八郎の穴に入って。
それぞれの学年が六年生と五年生の対決が始まると聞き、いろんな所に隠れ始めていた。まだ隠れ終わっていないのは一年は組だけ。
猪名寺「忍術学園の五年生と六年生が険悪になり、対決することになったのです。勝負の方法は宝探し!それもよりによって…!」
学園長「宝となるのは乱太郎・きり丸・しんベヱじゃ〜!」
乱太郎・きり丸・しんベヱ「うぇ〜どーしよー!」
五年生と六年生が対決することにより、厄介事に巻き込まれてしまった乱太郎・きり丸・しんベヱの三人は、みんなに囲まれながら喚いていた。
黒木「喚いているバヤイじゃない。」
摂津の「庄左ヱ門…」
猪名寺「相変わらず冷静ねぇ…」
と、一年は組の学級委員長である庄左ヱ門はいつものように冷静なのであった。
黒木「早く安全な場所に隠れるんだ。」
福富「みんなはどうするの?」
加藤「あの五年生と六年生が戦うんだ。」
黒木「他の学年の先輩方も既に避難を始めている。僕たちも、巻き込まれないようにしないと大変なことになるからねぇ。」
その言葉と同時に、他のものは準備した。庄左ヱ門はどこから取ってきたのか分からない鎧を身につけていた。伊助と喜三太は鍋と鍋の蓋を。兵太夫は布団叩きを。
金吾と三治郎はハタキとホウキを。団蔵と虎若は枕を頭に付け、しゃもじとまな板を。とまぁ、こんな感じで各自身を守るために武装した。庄左ヱ門以外武装とは言えないが…
乱太郎・きり丸・しんベヱ「おぉー!」
夢前「それじゃ、乱太郎・きり丸・しんベヱ!」
黒木「健闘を祈る!」
その言葉で、一年は組はその部屋からいっせいに出て行って、避難した。そして三治郎の手に握られていた縄を引くと乱太郎・きり丸・しんベヱがいた場所には穴が。
乱太郎・きり丸・しんベヱ「うぇえ〜!?」
ドシン ←落ちた音
いきなりのことで穴に三人とも落ちたので、目を回して伸びていた。
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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2023年10月2日 1時