第二百八十五話 ページ4
〜カナside〜
これ、あたしもやらないといけないんだろうか。極力、兵助たちと争いたくないんだが…一応、あたしはこいつらの事を可愛がってるわけだしさ。
潮江「手加減はなしだ!」
五年生「ゴクリ…」
六年生(カナ以外)「フッフッフッ…」
学園長「ちょっと待ったー!五年生と六年生のガチンコ勝負とは、面白そうじゃのぉ!」
はぁ、また学園長先生の気まぐれだ。何でこういう時ばかり…たまたまここを通りかかっただけなのかもしれないが、何でもかんでもあたし達のこのやり合いに首を突っ込んで来ないでもらいたい…
乱太郎・きり丸・しんベヱ「学園長先生!!」
氷上「それ、あたしもやらなきゃダメですか?」
五年生「カナ先輩…!(ウルウル」
よくぞ言ってくれましたというような顔だな。まぁ、こいつら五年生からしたら、戦う気は更々なかったわけだしな…
土井「そんな勝負は絶対にダメです!」
山田「大体、他の生徒たちの迷惑になります。」
氷上「はい、私もお父上の言う通りだと思います。」
あたしもお父上の後に続いた。元々やりたくないのもあるがな。少々先生たちのどさくさに紛れてみた。
しかし、この学園内で、力が学年で上から一番・二番の実力同士が争えば、他の生徒を巻き込んでしまっても、おかしくは無い。
こんな事をすれば保健委員会が大変だろうに…色んな意味で。
学園長「迷惑じゃと?」
土井「そうです!不要な勝負はやるべきじゃありません!」
学園長「かーまわーん!こーの勝負、おー許ししちゃうー!」
乱太郎・きり丸・しんベヱ・土井・山田・氷上「ダァ!」 ←お約束の転け
何でお許ししちゃうんだ!!あたしはやりたくないんだ!
土井「木下先生、止めてくださいよ!!五年い組の実技担当教師じゃないですか〜!!」
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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2023年10月2日 1時