封印された一般人【呪術廻戦】

一般人とグットルッキングガイ ページ9

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気がついたらなんか既視感のある御札と蝋燭だらけの部屋に目隠し不審者野郎と2人っきり。うん、誰得のシチュエーションですか？？？


正直虎杖さんと2人っきりの方が私得なんですけども。彼いい人、優しい。まぁ、運び方はちょっとあれだったけどね


椅子に縛られて手足が動かない状態で何とか動こうとガタガタ椅子を揺らしてたら、目の前にいる目隠し不審者が口を開いた。





五条「さて、僕はグットルッキングガイの五条悟。よろしくね」

『1万年に1度の美少女JK、久我Aです。スマホ返して下さい』

五条「Aはなんで彼処で封印されてたか理解出来てる？」

『知らないです。スマホ返して下さい』

五条「だよねー！そこでなんだけど、Aの中にいる呪霊とお話したいんだけどさ。変われる？」

『ちょっと何言ってるか分からないです。スマホ返して下さい』

五条「うーん、少し寝てもらえば変わるのかな…？とりあえずこの飲み物飲んでね！拒否権はないから」

『別にいいですけど、スマホ返して下さい』

五条「Aのスマホへの依存度ヤバいね」

『スマホ返して下さい』







とりあえずこの体制腕がギリギリして痛いから何とかして解こうとするけど、紐が食い込むだけ。痛てぇ!!乙女のか弱い肌に傷が付いたぞ!!おい!!慰謝料請求すっかんな!!

カツカツと目の前に来て錠剤を口に入れられ、ついでに水も流し込まれる


いちいち顔が近いんだよなコイツ。手が使えたら1発殴ってたのに。パーソナルスペースかバグっている





五条「さ、眠くなるまでお話しよっか！」

『私、お前、許さない』

五条「可笑しいな、語彙力低下の副作用は無いはずなんだけど」





脳みそがふわふわして、胃から湧き出てくるような異物感に吐き気を催し嘔吐く

するとあの黒いやつがベチョっと嫌な音をたてて口から吐き出された。拭われた異物感に安心して意識を落とす寸前に、目の前にいる自称グットルッキングガイに向かって吐き捨てる




『若白髪……』

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