一般人とお願い ページ24
_
『はぁぁぁぁ???なんで私がそんなことやらなきゃいけないの???』
虎杖「お願いっ!!今度ファミレス奢るんで!!」
『しゃーねぇな。先輩に任せとけ』
伏黒「チョロいな」
釘崎「チョロいわね」
女子校に発生した呪霊の討伐がなにかの手違いで虎杖くんに回ってきたらしく、私に言って欲しいと五条先生に伝言を頼まれたらしい。任務回したの五条先生だし、後であの人にもなにか請求……いや、お菓子勝手に食べちゃったしいいか
任務の引き継ぎで虎杖くんと話していると、これを使って潜入して欲しいって紙袋を渡された
『……ふっ』
虎杖「鼻で笑わないでよ、俺だってこれ渡された時ビビったんだから!!」
『これを虎杖くんに着せる……?』
可愛らしいセーラー服を着た虎杖くんを想像して吹き出すと、なんとも言えない顔をした虎杖くんにまた笑みがこぼれる
虎杖「ちょっと!!Aさん、笑いすぎじゃね!?」
『っはは、ごめんごめん。じゃあそろそろ任務だし行ってくるよ』
セーラー服を着に1度自室に戻る
扉を開ければ随分と自分好みに改造された部屋がある。物はそれほどないが、自分の趣味に特化した部屋だから凄い落ち着く
『セーラー服かぁー……』
まじまじとデザインを見ていると、校章が目に入る。どこかで見かけたようなデザインに眉を顰めると、ずるりと餓鬼が姿を現す
「A、この学校お前の母校だろう?」
『そうだっけ?』
「我の祠もこの近くにあったはずだ。任務がてら寄ってもらえ」
『あの人またいるのかなぁ〜』
「いけ好かない男の事なんて忘れろ。あいつは気に食わん」
ひらりと少し丈の短いスカートを翻し、スクールバッグの中に呪具を忍ばせて準備完了。いつまでも戻ってくれない餓鬼を半ば無理やりバックに詰め込む。
『餓鬼なんか重くね?太った?』
「呪力量の重さだ。それからついさっき喰ってやった呪霊もまだ生きているからな」
『消化不良で腹壊せ』
スタスタと廊下を進んでいくと、かっこいいスーツの大人とすれ違う。お互いに会釈をしてその場を後にしたけど、あの人凄いカッコよかったな。大人の余裕を感じたわ()
1033人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どどまる(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます。嬉しくて偽夏油様早めに絡ませました……。これからも楽しく読んでいただけたら幸いです。 (2023年3月21日 8時) (レス) id: c4fbd224fc (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 面白すぎて、一気読みしてしまいました…偽夏油に毒舌で絡ませて欲しいです(( (2023年3月20日 0時) (レス) @page34 id: feef9f3ea4 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉桜 - 五条悟との絡み増やして欲しいです…!応援してます! (2022年4月8日 1時) (レス) @page30 id: a7a0d282bf (このIDを非表示/違反報告)
どどまる(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます。オチにつきましては色んな方の希望があると思うので、今のところ決めていません…!完結が近づいてきましたらアンケートを取ろうと思ってます。応援ありがとうございます!!!! (2021年1月28日 0時) (レス) id: afd23be113 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - とどまるさん初めまして、この小説は五条悟オチがいいです。お願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月27日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どどまる | 作成日時:2020年12月21日 13時