封印された一般人【呪術廻戦】

一般人と身体 ページ17

それから暫く虎杖さん方と話していると、衝撃の事実が分かった。

どうやら彼らは私より1学年下の子らしい




『まじ????』

「「「マジ」」」

『ははっ、こんなしっかりした年下が居てたまるか』

伏黒「…？」




睫毛くん(命名)がさっきから私の顔じっと見てくるんだけど…。何？惚れた？





伏黒「その餓鬼って呪霊は、久我さんが使役してるんですか？」

「私とAはお互いに面倒な呪いがかかっている。まぁ、Aに関しては我が一方的にかけた呪いだがな」

『呪いに呪いってかかるもんなの？』

「生前から受け継がれているだけさ」




ふーん。元は人間だったんだね。まぁ、神社のじいちゃんだったし、当然か

てか餓鬼っていつから存在してんの？今何歳?どこ住み?連絡先交換しない??()




「Aが血だらけの状態でバイクに乗って来た時は肝が冷えたさ」

『そんなことあったっけ？』

「呪霊に襲われて居たくせによく言うわ」

釘崎「嘘でしょ！？呪霊に襲われてるのにバイク乗り回してたの!?!?」





違う、違うんだ釘崎ちゃん…。色々と語弊があるよ(ない)




伏黒「あ、久我さんって前に軽自動車に轢かれてた人ですか？」

虎杖「轢かれたの!?!?」

釘崎「なんで生きてんの!?」

『引っ張られる感じして、気がついたら轢かれてた』

伏黒「あれ、呪霊の仕業だったんですよ」



そんな悪質なことする呪霊居るの！？死んでたらどうするつもりよ、全く



「普通の人間なら死ぬ速度だったがな」

『早く人間になりたい』

釘崎「虎杖といい勝負じゃないの」

『えっ、虎杖さんも轢かれたことが…？』

虎杖「流石に無いよ!?」


虎杖さんは反応が面白いからからかいがいがあるな。楽しい



釘崎「本当、年上には見えないわね…」

『まぁ、留年してるしね』



そう、私は高校1年生にして留年してるんですよ！理由は至って簡単。


『バイクの免許欲しくて、バイトとか沢山してたら赤点三昧だった』

伏黒「アホか」

釘崎「アホね」

虎杖「えぇ…(困惑)」


なかなか辛辣なのね。ちなみに友達も同じ理由で留年してるよ。流石!!!!


『海とかバイクで行くとめっちゃ気持ちいいよ』

釘崎「海!?今度いく時は誘って!!!!」

『え…かわ……。いいよ、美味しいもの沢山食べようね！』



急に目がキラキラするから思わず真顔になっちゃったじゃん。何この年下。可愛い。

大丈夫、男ふたりも連れて行ってやるから安心しろ。運転は……うん、できるだけ安全運転しますんで……

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