おい誰かこの爆弾魔止めろ！！【d！】

爆弾 33 ページ33

『残念、ここの地形は奇襲が有利。つまりそこにいる第3部隊を裏で潰せる訳。スマイルの本部から切り離す作戦は凄くいいね

ただ、最近の技術を持ってすれば通信妨害及びハッキングで誤情報を流し込むこともできるよ』





Shk｢この辺の森は洞窟と洞穴が多いから潜伏はしやすそうだな。ここに特攻部隊と暗殺部隊の特別編成を入れるといいんじゃね？｣






チェスの駒を動かしながら簡易的に戦争をする。これは小さい頃本で見つけた一種の遊戯。弟たちと敵対してゲェムを進める




『…くそっ

今回は私の負け』



Knt｢いやぁ…！！やっと勝てたァァ！！｣




手駒と戦術に行き詰まって負けた。畜生





Na｢じゃあ俺は甘いもの頼もーっと｣



Kr｢脳が糖分欲してるわ…｣




『あ、財布部屋に忘れた。ちょっと取りに行くぞ』




Sm｢それは拒否権は？？｣





『ある訳ないですやーん』





ぶーぶー文句垂れる弟達を引き連れて城に向かって歩く。勿論私は幹部なので？？それなりに人目を引き付けちゃう訳ですよ？？





商人｢あ、Aさーん！新鮮なリンゴ仕入れたから是非買ってってよ！｣




『プレゼントはしてくれないのね？？？』




Knt｢さすがにそれは図々しいよ｣



商人2｢あら、そんなに色男引き連れちゃってぇー！やるじゃないのぉ!!｣




『はっはっはっ、この色男達は弟だよ』





街を歩くだけで色んな人に声をかけられる。ぶっちゃけ対応するのが面倒臭いけど、みんな楽しそうだしいいか





そうこうしているうちに城門前に到着。門番に事情を話して6人と一緒に城の中へ





zm｢あ、Aやん。シッマが探しとった………

誰やその後ろのヤツら？？｣



『あ、ゾムニキじゃないっすか。

後ろのは私の弟達だよ』





じろじろと弟達を舐めまわすように見ると、シャークんと視線を合わせてニィっと不気味な笑みを浮かべるゾム。やっべぇ、この2人合わせちゃいけんかったかもしれん




Shk｢ど、どうも…シャークんです｣



zm｢あ、どうもゾムですぅー！

ちょっとA、今演習場って空いとるっけ｣




『知らねぇよ』




てか私の可愛い弟達と手合わせしようとすんなクリーパー。



私の心を読んだのか知らんけど、急に私の頭を鷲掴みにしてきたのでとりあえずこいつのマスターソード蹴り上げといた

爆弾 34→←爆弾 32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す