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恋した ページ11

最近彼女との連絡の回数が減った。




愛しくてたまらなかったはずなのに、
何時からか声もはっきりと思い出せなくなった。




違う学校に通う彼女と過ごす時間より、
学校の仲間達やプロデューサーといる時間の方が増えた。





段々彼女の顔が瞼の裏から薄れていった。
終わりなんだと、何となく解っていた。









彼女とはそこそこ長い付き合いだった。
…友達の期間が長過ぎた。






そして、幼過ぎた。






友達のままであれば、こんな思いをせずに済んだ。





解ったふりと解らないふりを繰り返していたら、
いつの間にかこんなに遠くなっていた。

恋して→←愛してる



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作者名:都空 | 作成日時:2017年4月6日 17時

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