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少し浮かれた気持ちを落ち浮かせるように
引き続き自然を装ってゆっくり車に近づく
近づくにつれて太輔らしき人の顔が
はっきりと見えてきて、目が合った
するとあははって笑って
『はやく!笑』
って口パクで助手席トントンしてる
そして言われた通りサッと乗り込んだら
その瞬間に太輔の甘い香りに包まれる
それだけで
自分でもビックリするほどドキドキしてる
藤「乗るの早かったじゃん笑
よく出来ました笑」
「な…っ//バカにしないでくださーい!」
藤「ははっ、バカにしてねーよ笑」
あぁ、人の笑顔って、見ただけで
こんなに幸せになるものだっけ…?
太輔といると
日頃の疲れ全部吹き飛んじゃう気さえしてくる
あの頃に戻ったみたいで
今となってはこれは夢?って不思議にもなるし
この空間が心地いい気もする
藤「…ひさしぶり。笑」
「ひさしぶり…笑」
藤「…緊張してんの?笑」
「…へっ?//いや、全然…っ?//」
藤「ふーん…笑」
「…な、なんでしょう…?」
ハンドルに顎のせながら
意地悪っぽくこっちを見て笑う太輔
この人は分かっててやってんの…っ?//
自分が今どんだけかっこいいか認識して欲しいわ!
藤「ま、とりあえずどっか行くか笑」
「う、ん…//」
藤「うーん、ドライブする?」
「え…っ」
てっきりご飯に行くものだと思ってた…
でもドライブ…
すんごい行きたい…っ‼//
藤「…ん?ドライブやだ?」
「ううん!行きたい…っ!」
藤「よしっ笑
じゃー…行きますか!笑」
「うん!笑」
出発進行ー!なんて笑いながら言う太輔は
あの頃のやんちゃな雰囲気が伝わってきて
なぜかとても嬉しかった
お仕事してる太輔もかっこよくて好きだけど
やっぱり私は心の底から楽しそうに笑ってる
ちょっと意地悪な太輔が一番好きだよ
どこかへ走り出した車。
ここには太輔と私しかいない。
今は私だけに向けられる太輔の笑顔。
このまま、この時間が永遠に続けばいいのに
なんて、思ってしまった
一瞬だけ槙斗の事を忘れそうになった
だけどそれは、まだだめ
今日、きちんと自分の気持ちを確かめて
その後にケジメをちゃんとつけてから…。
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はるりんご(プロフ) - Sayakaさん» 試練が多い二人を書くことになるとは最初から決めていたのですがさすがに作者ももう少しトキメキシーン入れていきたいと思います…^^;いつもコメントありがとうございます!頑張っていくのでよろしくお願いします^ ^ (2018年10月31日 20時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - 更新ありがとうございます。太輔くんには、早く美玖さんと縁切って主ちゃんを迎えに行ってほしいなって思ってます。主ちゃんとのイチャイチャも楽しみに待ってたりします(笑)続き楽しみに待ってます! (2018年10月20日 20時) (レス) id: 4c4ca0ea7e (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - ちびすけさん» お待たせしてすみません( ; ; )そう言っていただけて嬉しいです!頑張っていきますね!(^^)楽しみにしていてください! (2018年10月20日 16時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
ちびすけ - すごくドキドキしながら読んでいます。続きが気になります!更新がんばってください!! (2018年9月4日 0時) (レス) id: 9af24d5297 (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - AUSさん» コメントありがとうございます(^^)出てきてしまいました…(笑)作者も甘々でラブラブを早く書きたいです(泣)ぜひ、これからも楽しみにしていてください! (2018年8月14日 19時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるりんご x他1人 | 作成日時:2017年2月2日 20時