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「ごめ…っ//」
藤「…」
「太輔…?」
ーぎゅう…
離れようとする私を
なぜか離そうとしない太輔の名前を
ひかえめに呼ぶと
さらに強く抱きしめられた
「たいす「ほんとは少し嫉妬してた」
「え…?」
藤「ほんとは、ワタと北山に嫉妬してた
もちろん心配なのが1番だけど
俺もAの家行きたいなって、いうのもあった…」
ここは体調心配してじゃないのかいって
ちょっと怒るところなのかもしれないけど
なんでかな
嫉妬してくれたことに対して
嬉しいと思っちゃってる私の方が大きい
「あの…太輔…」
藤「…ん、」
「私…っ」
ーブブブッブブブッ
タイミングが良いのか悪いのか
私が言葉を発したのと同時にそれを遮るように
太輔の携帯のバイブレーションが鳴った
藤「ちょっとごめん」
うん、と返事をして自然と2人の腕も解かれる
やばい、私…
なに口走ろうとしてたんだろ…//
『私…太輔のことが好きなのっ』
とか言おうとした?
あぁーーーーもう何をやってるんだ私は…
こんな勢いに任せてみたいな感じで
気持ち伝えたとこで
あっちも困惑こっちもあとから恥ずかしさ爆発で
なんもいいことないのに…
もう次こういうことになったら
気をつけよう
なんて、心の中でひとりでワイワイしてたら
すっかり忘れてた人の名前が耳にスっと
入り込んできた
藤「美玖…」
あぁ、忘れてた
美玖さん
太輔には、美玖さんがいたんだ
何…やってるんだろう、私
今度は1人で勝手に落ち込みながら
ふらっと寝室へ向かう
ーぱたん…
寝室のドアを閉めて
ばふっとベットに寝っ転がる
「なんだったのあの時間…」
あのドキドキ返せ…っ泣
なんて少しうるっとしながら目を閉じる
そしたら眠気が一気に襲ってきて
そこからの記憶はなかった
でも夢の中で、靄がかかった中、
誰かにおでこにキスをされた
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はるりんご(プロフ) - Sayakaさん» 試練が多い二人を書くことになるとは最初から決めていたのですがさすがに作者ももう少しトキメキシーン入れていきたいと思います…^^;いつもコメントありがとうございます!頑張っていくのでよろしくお願いします^ ^ (2018年10月31日 20時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - 更新ありがとうございます。太輔くんには、早く美玖さんと縁切って主ちゃんを迎えに行ってほしいなって思ってます。主ちゃんとのイチャイチャも楽しみに待ってたりします(笑)続き楽しみに待ってます! (2018年10月20日 20時) (レス) id: 4c4ca0ea7e (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - ちびすけさん» お待たせしてすみません( ; ; )そう言っていただけて嬉しいです!頑張っていきますね!(^^)楽しみにしていてください! (2018年10月20日 16時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
ちびすけ - すごくドキドキしながら読んでいます。続きが気になります!更新がんばってください!! (2018年9月4日 0時) (レス) id: 9af24d5297 (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - AUSさん» コメントありがとうございます(^^)出てきてしまいました…(笑)作者も甘々でラブラブを早く書きたいです(泣)ぜひ、これからも楽しみにしていてください! (2018年8月14日 19時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるりんご x他1人 | 作成日時:2017年2月2日 20時