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槙「………あー、きちゃったか、笑」
「…え？」
そっか、笑
って悲しそうな笑顔になっている槙斗
え、なんで？
私まだ何も言ってないよね…？
「槙斗、あの…」
槙「…うん、なに？」
「あのね…、私たち、終わりにしたい」
槙「…うん、」
思ったより冷静…？
いや、ひるまず続けよう…、
「すごい、勝手だと思うんだ」
槙「うん」
「こんなにいい人が私のことを
想ってくれて、大切にしてくれて
すごく、幸せ者だと思う」
槙「うん」
「でも私、今、槙斗じゃない男の人が
心の中にいる、
その人と、昨日会ってた」
槙「…そっか、」
「その行動も、この判断も、
全部自分勝手に決めて、
ほんとうに槙斗に最低なことしてる」
槙「…」
「でも、ごめんね
これ以上槙斗と一緒にいても
私は槙斗じゃない人を想ってる
だから、「それでもいいよ」
「…え？」
槙「………ふは、笑
なんて、言ってみたいけど
正直、やっぱりそれは辛いな〜笑」
うぁーーーこんな辛いもんかぁー笑
なんて言いながら
私がこの話を切り出したはずなのに
こっちまで胸が苦しくなるような笑顔
「槙斗、ごめ「謝んないで」
「…っ」
槙「むしろ俺がごめん、
女の子にこんなこと言わせちゃいけないわ笑」
「いや…、」
槙「俺さ、なんとなく気づいてたんだ、笑
俺の中のAとAの中の俺は
違うんだろうな、って」
「…、」
槙「Aに話があるって言われた時
こうなることも、うすうす気づいてて
この場所にしたんだ、笑」
そうだったのか、、
今、少しでも槙斗に同情してる私は
本当に嫌なやつだと思う
そんな私に、槙斗は笑って
槙「…うん、終わりにしよう
今まで、ありがとな」
なんて言うんだ
きっと心の中ではもっといろんな感情が
混ざりあってて、
こんなに冷静でいるのは辛いはずだ
それでも精一杯笑ってる槙斗に、
こんな立場で
こんなことを思っていいのか分からないけど、
私よりもいい人が現れますように
と祈りながら
「うん、今までありがとう」
と、私も今できる精一杯の笑顔で
サヨナラをした
―ガラガラ…っ
お店を出てドアを閉めるまで
振り返らなかった、
過去は過去
また、これから新しい恋を始めよう
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はるりんご(プロフ) - Sayakaさん» 試練が多い二人を書くことになるとは最初から決めていたのですがさすがに作者ももう少しトキメキシーン入れていきたいと思います…^^;いつもコメントありがとうございます！頑張っていくのでよろしくお願いします^ ^ (2018年10月31日 20時) (
レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka(プロフ) - 更新ありがとうございます。太輔くんには、早く美玖さんと縁切って主ちゃんを迎えに行ってほしいなって思ってます。主ちゃんとのイチャイチャも楽しみに待ってたりします(笑)続き楽しみに待ってます！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: 4c4ca0ea7e (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - ちびすけさん» お待たせしてすみません( ; ; )そう言っていただけて嬉しいです！頑張っていきますね！(^^)楽しみにしていてください！ (2018年10月20日 16時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
ちびすけ - すごくドキドキしながら読んでいます。続きが気になります！更新がんばってください！！ (2018年9月4日 0時) (レス) id: 9af24d5297 (このIDを非表示/違反報告)
はるりんご(プロフ) - AUSさん» コメントありがとうございます(^^)出てきてしまいました…（笑）作者も甘々でラブラブを早く書きたいです（泣）ぜひ、これからも楽しみにしていてください！ (2018年8月14日 19時) (レス) id: 97447a4f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるりんご x他1人 | 作成日時：2017年2月2日 20時
