シェアル物語 (ページ28)

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言い争い　アルルside ページ28

「いただきまーす/ぐぐぐぐぐー/ケロレロリーン！」

皆(シェゾ以外)の声が、洞窟に響く。

が、アルルはいただきますも言わないシェゾに愚痴をこぼした。

アルル「ねぇ、キミさあ。いただきますぐらい言ったらどうなの？」

シェゾ「はぁぁ,,,またカレーかよ。」

アルル「はぁ？いただきますも言わずに、文句を言うのかい？『またカレーかよ』？
　何言ってんのさ！ボクが折角作ってあげたのに！最低っ！」

シェゾ「カレーは一か月に一回で十分だ。」

アルル「,,,もーっ！このへんたいはっ！カレーの良さが、一切分かってない。」

シェゾ「分かるつもりは一生無い。というか俺は変態じゃねえよ」

アルル「むぅ,,,,,,,,」

いつものように言い包められてしまい、アルルは不貞腐れた様な顔で、

カレーをつついた。

「,,,,,,,,」

二人の言い争いが終わると、その場はビックリするほど静かになった。

,,,カーバンクルとドングリガエルの鳴き声で、すぐに五月蠅くなったが。

そんな2匹を、アルルがメッ！と注意する。

そんなアルルを、シェゾは静かに見つつカレーを食べる。

アルル「,,,,,,,,？シェゾ、顔赤いけど、大丈夫？カレー辛かった？」

シェゾ「何言ってんだアルルこんなもん辛いわけないだろボケ」

アルル「わあ、シェゾが饒舌ｗｗ」

シェゾ「五月蠅い。黙って食べられないのか？」

アルル「,,,はーい。」

アルルは、しゅん,,とちじこまった。