私の彼氏は世界に一人

世界で一人 ページ34

彩side

私は和典と付き合っていろんなことがあった。

和典が私の学校まで来てくれて助けてくれたこと。

和典と一緒に夕食を食べたこと。

和典とＫＺのみんなで勉強会をしたこと。

和典が風邪をひいて、私が看病したこと。

和典とのハァーストキスのこと。

和典の誕生日パーティーのこと。

和典と行った水族館にこと。

そして和典とのバレンタイン。

今までいろいろなことがあった。

私の大切は思い出。

それは和典がいたからできた思い出。

和典がいなかったら私は今こんなに幸せじゃなかった。

こんなに笑ってなかった。



私の彼氏は世界で一人。

私を幸せにしてくれるのは世界で一人。

私を笑顔にしてくれるのは世界で一人。

ずっとそばにいてくれるのは世界で一人。

私を守ってくれる人は世界で一人。

上杉和典は世界で一人。



ありがとう、天使さん。







和典side

彩と付き合っていろんなことがあった。

俺が彩に助けてもらったこともあった。

彩が俺に一筋の光を照らしてくれたんだ。

こんな女嫌いの数学にしか興味がない俺を彩が変えてくれた。

彩は他の女とは全然違う。

どこかが違うんだ。

彩との思い出は一生俺の頭の中に存在する。

彩との楽しい思い出が。

俺はもっと彩との思い出が作りたい。




俺の彼女は世界に一人。

俺を幸せにしてくれるのは世界で一人。

俺を笑顔にしてくれるのは世界で一人。

ずっとそばにいてくれるのは世界で一人。

俺が守りたいと思う人は世界で一人。

立花彩は世界に一人。



ありがとう、天使さん。






Fin

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