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味は苦くなく甘くなく。
小塚くんとかは苦いにがダメで和典や黒木君は甘いのがダメだからね。
そろそろ行かないと若武が文句言うから急がないと。
私はケーキ、和典にあげるチョコと一応スマホを持って自転車に乗った。
ケーキはぐしゃぐしゃにならないようにそっとかごに置いてと。
若武の家にしゅっぱ〜つ。
ピ〜ンポ〜〜ン。
私は若武の家に着くと呼び鈴を鳴らした。
島「立花さん、いらっしゃいませ。」
彩「島崎さん、こんにちは。」
島「どうぞ中に入ってください。」
彩「おじゃまします。」
私は島崎さんに挨拶してから書斎に向かった。
そしてドアを開けると、
若「アーヤ、遅いぞーー!!」
すごくうるさい声を若武が出した。
彩「ごめんごめん。」
私は心のこもってない声で若武に誤ってから椅子に座った。
若「気を取り直して、バレンタインパーティーを始める。」
若武は張り切って言った。
若「アーヤ、チョコは持って来たか?」
若武は興味しんしんで私に聞いてくる。
は〜〜。
ほんと、呆れるよ。
彩「若武、そんなんじゃ、もらえるチョコの数、減るよ。」
若「そんなことはどーでもいい。とにかく、チョコ!!」
うるさいな〜〜。
これ以上うるさくなると厄介だから私はテーブルの真ん中にケーキが入った箱を置いてふたを開けた。
若「うわーーー。これアーヤが作ったのか!?」
彩「そうだけど。」
なんか、やばかったかな?
黒「美味しそうだね。」
翼「美味しそーー。」
小「ホントだ。」
よかった。
みんな喜んでくれた。
あっ、そうだ。
彩「和典、和典にはこれも。」
そして私は隣にいた和典にチョコを渡した。
典「サンキュー。」
和典を嬉しそうにチョコを受け取った。
それを見ていた若武は、
若「おい、アーヤ!なんで上杉にはチョコもあるんだよ!!」
彩「何でって、和典は私の彼氏だもん。」
私は勝ち誇ったように言った。
黒「まあ、しかたないよ。それは事実だからね。」
彩「それに急に言われても私のお金でみんなのぶんのチョコ、買えないよ。」
翼「てことで、若武の負けーー。」
若「チッ。わかったよ。」
小「それに、ケーキがあるだけでいいと思わなくっちゃ。」
小塚君、いいこと言うね。
彩「じゃあ、そろそろ食べようよ。」
私たちはケーキを食べながらみんなと楽しくおしゃべりをして解散した。
若「じゃあ、久しぶりに、みんなでアーヤを送るか。」
そして私はみんなに送られて家に帰った。
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すいか - デート当日のところが、きたからなのはずが、かたから何なっていますよ〜‼️ (2022年6月6日 13時) (レス) @page30 id: 033b095412 (このIDを非表示/違反報告)
心結 - とっても面白かったです‼これからも頑張ってください! (2022年3月20日 14時) (レス) @page35 id: 8499dda6bc (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 面白かったです!泣いちゃいそうだよ、私も好きです!実は小林深雪さんのファンで、「小雪」っていう名前もそこからとったんですよ!! (2020年9月5日 12時) (レス) id: 8d0e213ce6 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - メロンさん» 遅れましたが名前変えたので私マカロンYです。 (2020年3月13日 12時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - メロンさん» ごめんなさい、今その本を持ってなくてわからないです。確か上杉君が誰かが自分の部屋に入っているのかどうかを確かめるために自分の髪の毛で窓のところに髪を結びつけるシーンだったような気がします。最後に読んだのが2年ぐらい前だったので不確かなんですが。 (2020年3月13日 12時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY | 作成日時:2018年6月27日 12時