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*24【わけわかめ】 ページ26

「ッハハ!お前ら、(すずめ)が豆鉄砲喰らったような顔してるぜ!」



「君、それ言うなら(はと)が豆鉄砲喰らったような顔だと思う」



少しして、瑛斗くんと死神さんが私達の方へ歩いてきた。



「いやぁ〜上層部からメールが届いたときは驚いたよ!ピエロが暴れたおかげで校舎はボロボロ、何人か喰われちまったしな...
マジ上の連中大っっっ嫌い。」



死神さんは何人か助けられなかったことを後悔しているようにみえた。
でもそれ以上に、上の連中?とやらが嫌いらしい。



「てめぇ、死神がもうちょっと早く来てたら救えた人もいただろうに!」



瑛斗くんは死神さんをにらんで言った。



「金髪少年の方が来るの遅かったろ!って言うか君も死神のくせに!」



「金髪少年じゃねぇ木崎瑛斗だ!それに、お前みたいなただの死神じゃねぇよ!」



「はいはい、分かりましたよ瑛斗く〜ん」



「ムカッ...!あーあ、お前がピエロに負けそうだったから助けてやったのに。死ぬところ見届けてやっても良かったんだぜ?」



あのー、呆然としてる私達の前で普通に喧嘩(けんか)をしないでほしい。
話に全くついていけない。



「はぁ?!俺があんな弱いピエロに負けてた訳ねぇだろ!」



「へぇ?廊下の端まで吹っ飛ばされたことは忘れたのかよ。記憶喪失(きおくそうしつ)かぁ?」



もう...いい加減...



「「「まずはこの状況を説明して!/しろ!」」」



同じことを思っていたのか、見事に三人でハモった。



すると瑛斗くんは死神さんを驚いた顔で見つめた。



「お前、舞と樹はともかく、ターゲットのあかりにも死神界のこと説明してなかったのかよ」



「しかたねぇだろ、説明する暇なかったんだ。
うーん、俺めんどくさいからパス!瑛斗、説明しといて!」



「は?!なんで俺が!お前がやれ」



「あー!!上層部から連絡だ、今すぐこいだってさ。ってことで後はよろしく〜☆」



そう言い残して、死神さんはどこかにワープした。



「てめぇ逃げんなっ!はぁ...しゃあねぇ、お前らついてこい」

*25【死神の世界】→←*友達の情報



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設定タグ:オリジナル , 死神 , 名前変更なし   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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ぺぽん(プロフ) - 翠さん» ありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです☺️ (8月25日 1時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - イベント参加ありがとうございますっ!すごく面白く、サクサクよめてしまいました。フォローと評価失礼します。 (8月25日 0時) (レス) @page1 id: 61ad33c328 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - のあさん» ありがとうございます!もっと面白い作品が作れるように努力したいと思います💪 (6月18日 12時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - ぺぽんさん» イベント参加、改めてありがとうございます。評価・コメントをさせていただきました。作品に出てくる、登場人物はみんな素敵でとても面白かったです。あと26票で殿堂入り…!!頑張ってください! (6月18日 12時) (レス) id: ed5fd984f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - のあさん» 読んでもらえるだけでもありがたいです!少しでも面白いと思ってもらえたら幸いです。 (6月18日 11時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺぽん | 作成日時:2021年4月30日 15時

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