饅頭派?大福派? ページ46
「…郁ちゃん、あんたは私にも配られた『奥多摩訓練概要』のプリント、読んでないのかな?」
「あー…あれもらってすぐ、ちょっと友達に呼ばれて…あはは…」
「あんた…はぁ…堂上教官も大変ですね」
「笠原についてはいろいろ諦めた」
「ちょ、諦めたってなんですか!」
「それよりお前ら、体調とか大丈夫なのか?」
「問題ないっすよー」
「あたしも大丈夫です」
「Aちゃん、トイレとかも完全外だけど…」
「あぁ余裕です。空手の教室とか、泊まり込み野外訓練ありましたし。あの時も周りはほぼ男子だったかな。それに夏休みとか、父方のおじさん家族とキャンプいきましたから。お風呂は山の麓の温泉に行けるんですよね?」
「2日に1回ペースだがな」
「それで十分ですよ〜。たとえ変なヤツに襲われたりしてもただの男なら3秒で落とせるし」
「頼もしいね」
「あはは。頼もしすぎて女かどうかも怪しいですが」
そっからは、いろいろと訓練やら私の家族やらの話をして、明日は早いからと適当に別れた。お風呂も手短に済ませ、私と郁ちゃんは部屋で最後の準備をしていく。
「そういえばA。今日はなにして過ごしたの?厨房にいったって言ってたけど…料理でもしてたの?」
「ん?あぁ…明日になればわかるよ」
「えぇーなにソレー」
今日作ったアレは、紙袋に入れて私のデスクの下に置いてある。
「麻ちゃん、私達4時半には起きて6時前には部屋出るから」
「おっけー。じゃあ明日朝はバラバラね。私は業務昼からだから、6時過ぎに起きるつもりだし。ねえねえ、訓練、奥多摩でしょ?『タスクフォース饅頭』とかあったら買ってきてよ」
うわ、図書館戦争にもでてきた会話ー。
「あるのかなそんな饅頭…」
「たぶん無理だけど、私達の訓練中の出来事に関するおもしろい情報が入ってくると思うよ」
そう。例の、郁ちゃんともうお一方の異名だ。あれを間近で見れると思うと…ww←
「よし!もう寝よっか」
「そうだね」
「じゃ、二人共頑張ってね」
「あたぼうよ」
「A、二人で堂上教官に目にモノ見せてやろー」
「イエッサー!それじゃおやすみぃー」
「おやすみー」
「おやすー」
郁ちゃんと麻ちゃんが布団に入ったことを確認して、私はパチ、と音を立てて電気を消した。
―――――
会話文が多い…←
トイレが外でも余裕なのは私自身です((
物心つく前から家族でキャンプ(しかもキャンプ場ではなくただの山と川があるだけのところ)に行っていましたからw
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あずきいろ
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kaka(プロフ) - あやかさん» うんうんw逃避したいww (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - 銀さん» コメありがとうございます!がんばらさせて頂きますw (2013年3月28日 20時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - はじめまして〜♪kakaさんの小説めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください! (2013年3月27日 18時) (レス) id: 9001ea0928 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» wwうちはまだ数年、勉強しまくらなあかん〜…主ちゃんマジ憧れるw (2013年3月27日 8時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
kaka(プロフ) - あやかさん» 激しく同意ww全くだ、小説で勉強が身につけばいいのに← (2013年3月23日 16時) (携帯から) (レス) id: c205dda114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaka | 作成日時:2013年1月11日 19時