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ハリー「息子はまだアズカバンにいるの？」
シ「いや___アズカバンに来た約1年後に死んだ」
そ「…死んだ？」
シリウスはゆっくり頷き重々しく口を開いた。
シ「大抵気が狂う。生きる意志を失うんだ。息子に限らず、皆、全員」
クラウチは魔法省大臣と称されたヒーロー
シ「私の推測では、クラウチはもう1人死喰い人を捕まえれば昔の人気を取り戻せると思っている」
ロ「だから学校に忍び込んでスネイプの研究室を家探ししたんだ！」
『いい加減にして。セブは違う』
シ「いいや、良い点を突いていると思う。スネイプが此処で教鞭を取っていると知った時、私は何故ダンブルドアが奴を雇ったのか疑問に思った。スネイプは闇の魔術に長けていると有名だったからね」
ロンは何か言いたげに私の顔をじっと見ている。
シ「奴は入学直後には7年生の大半の生徒より多く呪いを知っていた。それに後に死喰い人になったグループの一員だったから余計に感じた。でも…」
『ダンブルドアはセブを信用している』
シ「___そう、それが引っ掛かるんだ。もしもスネイプがヴォルデモートの為に働いた事があるならば、ホグワーツで教鞭を取るのをダンブルドアが許すとはとても考えられない」
ロ「でも…」
ハ「スネイプは1年生の時にハリーを助けたわ。もし死喰い人ならばあの時に殺せたはずよ」
ロンは小さく唸り、黙り込んでしまった。
___スパイだとしても私が死喰い人だと知ったら皆はどんな顔をするんだろう
シ「___A？」
顔を上げると心配そうな表情を浮かべたシリウスが顔を覗き込んでいた。
『___取り敢えず、最終課題が終わるまで警戒しなくちゃ。絶対に気を抜けない、』
ロ「まるで自分に言い聞かせてるみたいだね」
そ「____大丈夫、Aなら。大丈夫」
そらは私の手を取り強く握った。
私は絶対に____救わなくちゃいけない。
死なせてはならないんだ。
シ「___そろそろ暗くなる。その前にホグワーツに帰りなさい。それと、君達の中で私の名前を出す時は"スナッフル"と呼びなさい、いいかい？」
全員頷いたのを確認し、シリウスは犬の姿になり洞窟から出て行った。
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チキン(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» ありがとうございます（ ; ; ）！そう仰って頂けて嬉しいです(*´-`)今後も何卒宜しくお願い致します！！ (2021年2月8日 17時) (
レス) id: 55e10b36fe (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 面白い作品で夢中で読ませて頂いております！二人の恋が、どうか最後には幸せになることを天に祈ってしまうほどに、気持ちが入ってしまうほどの作品でした！これからの続きも楽しみにしております！ (2021年2月8日 2時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2020年12月30日 1時
