134 The parting of the ways ページ37
セ「今夜の事件を引き起こした死喰い人を捕らえたとファッジ大臣にご報告したのですが___自分の身が危険だと思われたらしく、バーティ クラウチのいる部屋に吸血鬼を入れて入った」
ミ「ダンブルドア、私は貴方が反対なさるだろうと大臣に申し上げました！」
ミネルバ先生の頬は怒りで赤くなり、両手は拳を握りしめわなわなと震えている。
ミ「それなのに___」
ファ「失礼だが！」
ファッジもまた怒りを露わにし、喚き返した。
ファ「魔法省大臣として護衛を連れて行くかどうかはわしが決める事だ。尋問する相手が危険性のある者であれば___」
ミ「ｯあの物が___部屋に入った瞬間クラウチに覆い被さって…そして___そして___」
___魂を吸われ死ぬよりも無残な姿になった
ファ「どのみち！クラウチがどうなろうと何の損失になりはせん！」
『正気ですか？』
思ったよりも冷たく低い声が出た。
『正気ですか？大臣…？』
ファ「何が言いたい」
低く唸るファッジと目が合った。
『___クラウチは証言する事が出来なくなった。これは大きな損失です。ヴォルデモートの大事な証言が出来なくなってしまったのだから』
ファ「奴は全て"例のあの人"の命令でやったと思い込んでいたんだろう？それなら…」
ダ「確かにヴォルデモート卿が指示していたのじゃ、コーネリウス」
ダンブルドアがゆっくりと話し始めた。
ダ「何人か殺されたのはヴォルデモートが勢力を回復する為の布石に過ぎぬ。計画は成功し、ヴォルデモートは完全に肉体を取り戻したのじゃ」
ファッジは目を見開き、呆然とダンブルドアを見つめ返した。信じ難い、そんな表情で。
ファ「___復活した、だと？馬鹿馬鹿しい。まさかダンブルドアは信じているのかね？」
半笑いで話すファッジの胸ぐらを思わず掴んだ。
『何を笑っている？何が面白い？人が…人が死んでいるのに！』
ファ「____不幸な事故だったのだ、A。君は少々頭が…」
ダ「わしはAを、そしてハリーを信じている」
ダンブルドアはハッキリと言った。
メラメラと目が燃えている。
ダ「わしはハリーとAの告白を全て聞き、辻褄が合っていると判断した」
相変わらずファッジは変な笑いを浮かべている。
『___私はあれほど忠告したのに』
ファ「
クィ「ちょっと…」
セ「お言葉ですが大臣___」
セブは後ろから私の肩に手を置いた。
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チキン(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» ありがとうございます（ ; ; ）！そう仰って頂けて嬉しいです(*´-`)今後も何卒宜しくお願い致します！！ (2021年2月8日 17時) (
レス) id: 55e10b36fe (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 面白い作品で夢中で読ませて頂いております！二人の恋が、どうか最後には幸せになることを天に祈ってしまうほどに、気持ちが入ってしまうほどの作品でした！これからの続きも楽しみにしております！ (2021年2月8日 2時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2020年12月30日 1時
