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『ｯうわ、びっくりした…え、』
勢いよく私とリーマスの間に入る黒い大きな犬。
『ううう、スナッフル__』
黒い犬は私達の周りをグルグルと周り、ワンと吠えた。
ハリー「え！？えええ！？」
スナッフルの声にハリーは目を輝かせた。
クィ「___貴方の家族は私達です」
いつの間にか横に居たクィリナスは柔らかい笑みで私の頭をゆっくりと撫でた。
『ね、セブは？』
私の問いにスナッフルは唸り、リーマスはカラカラと笑った。
____
『へぇ、それで？』
リ「気を病んだシリウスがワインをラッパ飲みし始めてもう…大変だったよ」
シ「___覚えていない」
クィ「全く都合の良い人ですね」
私達は小部屋から私の自室に移動をし、話に花を咲かせていた。大好きな3人に囲まれ、最後の幸せなひと時を送っている。
3人は一緒の家で暮らしているのか、ずっとこんな感じなのか、なんて思い羨む。
『ホグワーツ辞めてシリウスの家に住もうかな』
シ「本当か！？大歓迎だ！」
シリウスに熱烈なハグをされ息が詰まる。
そんな私達を見て、リーマスはニコニコと笑っていた。
クィ「___さて、そろそろ時間ですよA」
クィリナスの声に私は笑顔を強張らせた。
そんな、こんな幸せな時間手放したくない。
ずっとずっと…
クィ「…A、私達はずっと一緒ですから」
リ「___大丈夫、Aなら大丈夫」
シリウスはフッと腕の力を緩ませた。
シ「行くぞ」
クィ「私達とは此処でお別れです。シリウスもリーマスもあまり公の場に行かない方が良いので…そのまま競技場に行きます。幸運を」
3人と別れ、大広間に戻ると既に生徒で一杯だった。
ハリー「A！」
ハリーに手招きをされ、席につくと同時に教職員テーブルでダンブルドアが立ち上がった。
ダ「紳士、淑女の皆さん。あと5分経つとクディッチ競技場に移動じゃ。三大魔法学校対抗試合、最後の課題が行われる。代表選手はバクマン氏に従って、今すぐ競技場に行くのじゃ」
私とハリーは立ち上がり、多くの拍手に見送られ大広間を出た。
ハリー「あれからずっと一緒に居たの？」
『うん、私の部屋で話してた』
ハリー「そっか、いいな」
ハリーは羨ましい、と呟いた。
『ハリー、お願いがあるの』
ハリー「何？」
『トロフィーを見つけたら印を上げて欲しい』
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チキン(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» ありがとうございます（ ; ; ）！そう仰って頂けて嬉しいです(*´-`)今後も何卒宜しくお願い致します！！ (2021年2月8日 17時) (
レス) id: 55e10b36fe (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 面白い作品で夢中で読ませて頂いております！二人の恋が、どうか最後には幸せになることを天に祈ってしまうほどに、気持ちが入ってしまうほどの作品でした！これからの続きも楽しみにしております！ (2021年2月8日 2時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2020年12月30日 1時
