118 ページ21
カルカロフは深く息を吸い込み、口を開いた。
カ「___アントニン ドロホフ、この者は___マグル、闇の帝王に従わない者を___数え切れぬ程拷問をしていました」
ム「その上、お前も手伝ったのだろうが」
ク「我々は既にドロホフを逮捕した。お前の直ぐ後に捕まっている」
カ「誠に？そ___それは喜ばしい」
言葉通りには到底見えない表情。
折角の名前が無駄になったんだ、カルカロフからすると相当の痛手だろう。
カ「神秘部のオーガスタス ルックウッド！彼奴はスパイだ___魔法省の情報を闇の帝王に流しています」
ク「___ルックウッド？直ぐに確認を取ろう。良かろう___これで全部ならお前はアズカバンに逆戻りして貰おう。これにて評議会を___」
カ「待ってくれ！まだいる！」
カルカロフの額には脂汗が見える。
カ「スネイプ！セブルス スネイプ！」
ク「この評議会はスネイプを無罪とした。ダンブルドアが保証人になっている」
カ「違う！誓っても良い！スネイプは死喰い人だ！」
隣でダンブルドアが立ち上がった。
ダ「セブルス スネイプに関しては確かに死喰い人ではあったが、ヴォルデモート失脚より前に我ら側に戻り自ら大きな危険を冒して密偵になってくれたのじゃ」
カ「ｯ嘘だ！騙されてる！」
ク「___では評議会を…」
カ「まだいる！私は後1人知っている。その者は闇祓いフランク ロングボトム__をその妻と共に拷問した！恐るべき磔の呪いを使って！」
カ「誰だ、そやつの名前を言え！」
ク「バーティ クラウチ____Jrだ」
ベンチは騒然とした。
誰もが驚き目を見開いている。
そして何者かが檻に近付いた所をムーディが杖を振った。
___あれが…クラウチの息子？
クラウチは呆然と息子が捕らえられるのをじっと見ている。
ダンブルドアは眉間に皺を寄せていた。
Jr「やあ、父さん」
クラウチの前に連れて来られたクラウチJrは不敵な笑みを浮かべ、父親であるクラウチを見上げた。
ク「お前は____私の息子では無い」
___？
何処からか声が聞こえる。
"ハリー"
___僕の名前を…呼んでいる？
"ハリー"
身体が空中を昇っていく。
周りの景色が次第にぼやけ、突然何処かに着地した。
『ハリー』
振り返るとAとダンブルドアが立っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チキン(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» ありがとうございます（ ; ; ）！そう仰って頂けて嬉しいです(*´-`)今後も何卒宜しくお願い致します！！ (2021年2月8日 17時) (
レス) id: 55e10b36fe (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 面白い作品で夢中で読ませて頂いております！二人の恋が、どうか最後には幸せになることを天に祈ってしまうほどに、気持ちが入ってしまうほどの作品でした！これからの続きも楽しみにしております！ (2021年2月8日 2時) (レス) id: e3cd7b0c38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チキン | 作成日時：2020年12月30日 1時
