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▶︎餌付け(青黄)__01 ページ16

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「おつかれさまで〜す……」

ハウスの玄関をあけて、抱えてた荷物を
床に置くと思いのほか音を立てて落ちた。


ド「なにその大荷物!?」

「事務所に置きっぱなしにしてた小道具たちです」

ド「なんで1人で持ってくるの!?」

「いけるかなーって…笑」


あまりの大荷物に驚いたのか、
荷物の前に座って目を丸くしている。

でも確かに重くて腕が千切れるかと思った…


ム「おてて痛くない?」

「んー…大丈夫です!」

ム「見して」

「え、あっ…」


ドラさんの後ろから歩いてきたムラさんに
右手を掴まれて手のひらを見られる。


ム「赤くなってんじゃん!」

ド「ピー!今日は仕事だめね。連行します。」

「わっ!ちょっと…!」


ドラさんに腕を引っ張られて、
ハウスのダイニングに座らされる。


ド「ここで休んでな、荷物は俺が片すから」

ム「さくらちゃんと一緒に休も〜!」

ド「ムラさんも手伝ってよ、笑」


一瞬椅子に腰掛けたムラさんの肩を
ドラさんが抱いて連れて行く。

騒がしい年長組にほんわかした気持ちになりながら
有り難く椅子で一息をついた。
メンバーに心配かけてるようじゃまだまだだなぁ。


ド「ちょっと外出るからさくら待ってて」

ム「すぐ戻るね!」

「はぁい!」


慌ただしく出て行く2人を見送って、
スマホを弄ってゆっくりした時間を過ごす。

次のスケジュールまであと1時間あるし、
お言葉に甘えて休憩しよう。



* * *


ド「ただいまー!」

「おかえりなさい!」

ム「お待たせー!」


元気よく戻ってきた2人は、テーブルの上に
コンビニの袋を置く。
ガサっと音を立てて置かれた袋には
何かがパンパンに詰まっている。


「何買ってきたんですか?」

ド「ん?お菓子! 食べて休憩しよ〜」

「わー!ありがとうございます!」


思わぬ糖分に笑みが溢れる。
ドラさんに負けず劣らず、私も甘いものが好きで
ちょうど摂取したいと思っていた。

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設定タグ:リアルアキバボーイズ , あるえび , RAB   
作品ジャンル:恋愛
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ムぺム(プロフ) - 分かりました。(`・ω・´)ゞ さくらさんの作品を毎日読んでいい作品ばっかりでどれが1番か決められないぐらいいい作品を書いてくれてありがとう🥰🥰🥰 今後ともいい作品を書いて下さい応援しています。💖 (10月8日 10時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ムぺムさん» 考えておきます!😊 (10月8日 9時) (レス) id: ac1443d648 (このIDを非表示/違反報告)
ムぺム(プロフ) - 分かりました。ではムラトミさんの一目惚れを書いていただけないでしょうか❓ (10月7日 22時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ムぺムさん» リクエストありがとうございます😊!一応夢主の設定はマネージャーで固定してるのでご希望に添えられません。気まぐれで別設定で書くこともあると思いますが…😰 リクエストも細かい設定があると書きにくいのでざっくりだと助かります… (10月7日 21時) (レス) id: ac1443d648 (このIDを非表示/違反報告)
ムぺム(プロフ) - マロンさんに妹【夢主】が居てメンバーに紹介をする。ムラトミさんが一目惚れをするこんなお話を書いていただけないでしょうか・ 【長編集、短編集】どちらでもいいです。 (10月6日 20時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるさ | 作成日時:2023年1月25日 2時

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