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「もっと応援してほしいし、もっと色々頑張りたいし
 でも出来なくて、カゴの中の鳥みたいだなぁ、って」

ネ「それで?昨日喧嘩したの?」

「んーん、やりたいことあるって言ったら
 反対されて、なんか、夢から覚めたみたいな感覚」

ネ「つまり冷めたってこと?」

「多分…笑
 今の私に必要ないなぁ、って」

ネ「好きじゃないの?」

「………うん、今はもう好きじゃない」


心の中で大きくガッツポーズ。
今アタックするチャンスだ、絶対!


ネ「別れた方がいいね」

「ん〜、そうだよね…分かってはいるんだけど、笑」

ネ「早く別れて」

「なんでよ、笑」

ネ「俺にチャンスがまわってこないじゃん」

「は?」

ネ「…なに?」


キョトン顔のさくらちゃんに、
キョトン顔で返す。


「いや、……うん」

ネ「別れたら教えて、デート誘うから」

「どゆこと?」

ネ「今のさくらちゃんに必要なのは俺って事」

「そうなの?」

ネ「うん。
  落ち込んでるのが一瞬で分かるくらい
  さくらちゃん見てるの俺くらいだから」

「あからさま、じゃなかったの?笑」

ネ「俺にとってはあからさま!」

「ふーん…、笑」

ネ「なに?文句ある?」

「別に……笑」

ネ「さくらちゃんの芯があるところ好きだよ」

「…っ、なに急に、」

ネ「周りをちゃんと見てるところも、
  大人なのに子供っぽいとこも、全部。」

「…ん、」

ネ「俺は縛りつけたりしないから」

「…どーだか」

ネ「ま、信用してもらえるように頑張るから。
  早く別れてね」


にこって微笑むと、目を逸らして
口元を手で覆っている。

指の隙間から見える頬が、ほんのりピンク色で。
初めて見るさくらちゃんの感情の揺れに引っ張られて
俺まで顔が熱い。



「かっこつけてるわりに顔赤いよ?」

ネ「うっせ、笑」


照れを隠すように揶揄ってくる君の
目が潤んでるのは気付かないふりしてあげる。



「別れて(白)」 end

▶︎餌付け(青黄)__01→←__03



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設定タグ:リアルアキバボーイズ , あるえび , RAB   
作品ジャンル:恋愛
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ムぺム(プロフ) - 分かりました。(`・ω・´)ゞ さくらさんの作品を毎日読んでいい作品ばっかりでどれが1番か決められないぐらいいい作品を書いてくれてありがとう🥰🥰🥰 今後ともいい作品を書いて下さい応援しています。💖 (10月8日 10時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ムぺムさん» 考えておきます!😊 (10月8日 9時) (レス) id: ac1443d648 (このIDを非表示/違反報告)
ムぺム(プロフ) - 分かりました。ではムラトミさんの一目惚れを書いていただけないでしょうか❓ (10月7日 22時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ムぺムさん» リクエストありがとうございます😊!一応夢主の設定はマネージャーで固定してるのでご希望に添えられません。気まぐれで別設定で書くこともあると思いますが…😰 リクエストも細かい設定があると書きにくいのでざっくりだと助かります… (10月7日 21時) (レス) id: ac1443d648 (このIDを非表示/違反報告)
ムぺム(プロフ) - マロンさんに妹【夢主】が居てメンバーに紹介をする。ムラトミさんが一目惚れをするこんなお話を書いていただけないでしょうか・ 【長編集、短編集】どちらでもいいです。 (10月6日 20時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるさ | 作成日時:2023年1月25日 2時

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