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ネ「ほんとに……なにも……?」
信じられない、といった様子で目を見開く。
「ごめんなさい…」
あ「可哀想だなぁ、あんなことまでされて…笑」
ド「あんなことやこんなことね?笑」
「ちょっと怖すぎるので、何やったか教えてください…」
ゾ「いいの?さくらちゃん、聞いちゃって?」
と「聞かない方がいいと思うなぁ〜笑」
「自分が怖すぎるので知りたいです、、」
指をくるくるさせながらそう言うと、
あつきさんが「仕方ない…」といいスマホを取り出した。
「え?撮ってたんですか?」
ネ「え!?撮ってたの!??」
あ「すまん、撮らずにはいられなかった」
ム「あとでおくって」
動画で泥酔の自分を見るのは少し躊躇う。
だって絶対にきもいもん……
ネスさんも何故か怯えている。
ちゃんと謝るには何をやらかしたか知らないと…
「見せてください…」
意を決してそう言うと、あつきさんはニヤニヤしながら
再生ボタンを押した。
そこは居酒屋の広めの個室。
あー確かこんなところだったかも。
映像で見ると断片的に記憶が蘇ってきた。
あたりは騒がしく、みんなゲラゲラ笑っている。
その動画の中心にいるのは、私とネスさんだった。
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作者名:まるさ | 作成日時:2022年12月12日 11時