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ぼーっとテレビを見て、パッと時計を見たらもう18:00。
どうりで外が暗いわけだ。
廉「 なあしょお、もう18:00やって 」
紫「 えぇ、ほんとに?今日なんもしてないね笑 」
廉「 たまにはこういう日もありやな〜 」
紫「 ……よし!コンビニ行こ! 」
廉「 えっ、行くの?着替えなきゃ… 」
紫「 えー、部屋着で行こうよ 」
廉「 …洗濯すればええか。 」
紫「 サンダルでいっか。 」
廉「 しょおの家行くと毎回コンビニ行っとらん? 」
紫「 コンビニデートだね 」
廉「 なにそれ笑 あ、これ美味しそう 」
紫「 わ、ほんとだ。これは? 」
なんていい大人がワーワー言いながらカゴいっぱいになるまでカップラーメンを詰めて、もう一個のカゴに飲み物とお菓子を詰めてお会計。
紫「 ん、廉持てる? 」
廉「 持てるし! 」
紫「 ……やっぱ怖いから俺持つわ 」
廉「 ……やだしょおきらい! 」
紫「 えぇごめんって!ねぇ! 」
廉「 いーや!! 」
ちゅっ
紫「 ふふっ、これで許してよ 」
廉「 もぉぉぉ!しょおのばか!! 」
不意打ちにちゅーなんて、アホちゃう?ホンマに
でも、何処か満足気なしょお。こっちは怒ってんのに。
先を歩くしょおを追いかける帰り道。
コンビニデートひとつとっても愛しいなんて、困っちゃうな。しょお。
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作者名:ぴの | 作成日時:2023年8月26日 9時