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ren

日差しが眩しい朝。今日も、大好きな恋人の隣で目が覚める。

紫「 ……おはよう 」

廉「 おひゃよ 」

そんな恋人の両手は、俺の頬に置かれている。

毎日の恒例なんやけど、未だに謎。なんで置くんやろ


紫「 …んー…れん…? 」

廉「 ん? 」

紫「 …こっち、来て 」


眠そうな、幼い顔でそう俺の事を呼ぶ。

傍に行ってハグをする。それが俺たちの朝の始まり。


紫「 あー幸せっ。リビング行こ。 」

手を引かれてリビングに行って、今日の朝ご飯当番は俺だったことを思い出す。
それを知っていた紫耀は、パッと手を離してソファーに座ってニュースを見始めた。

ニュースの音を聞きながら、簡単にご飯を作る。

紫「 …ふふっ、れーーーん 」

廉「 なにしょお 」

紫「 なんでもなーい 」

チラチラこっちを見ると思ったらただ俺の名前を呼んだだけ。ほぼ毎日やっとるけど何が楽しいんやろ。


出来たでーとご飯を運ぶと、俺のソファーの定位置であるL字の角に座ってる紫耀。

廉「 もぉ、また俺のとこ座っとる 」

紫「 えへっ、いいじゃんいいじゃん 」


そんななんてことない日常やけど、かまって欲しいしょおも、ゆっくり過ぎていく朝の時間も、愛しさで溢れている。

ちょっと溢れすぎて困るけどな。

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作品ジャンル:タレント
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作者名:ぴの | 作成日時:2023年8月26日 9時

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