46 the mirror of erised ページ46
もうすぐクリスマス。
『きょーうじゅ！』
セ「___何かね」
本から目線を離さずに答える教授。
教授の部屋は私のサボり場化としている。
ダラダラしているだけだと追い出される為、魔法薬の調合をしたり、教授の本を借りて読んだりして時間を潰している。
『プレゼント欲しい』
眉を釣り上げて私を見た。
セ「レポートの事か、それとも魔法薬の調合のことかね？」
睨み付けると鼻で笑って本を閉じた。
セ「魔法薬学の授業は出るように」
『あったりまえじゃん』
私は笑って教授の部屋を出て地下牢教室へ向かった。
______
ド「可哀想に…家に帰って来るなと言われて、クリスマスなのにホグワーツに居残る子がいるんだね」
ドラコ達はクスクスと笑いながらハリーの様子を伺っている。
___想像以上に子供だ
『私もホグワーツに残るけど？』
ド「___A」
ドラコはバツの悪そうな顔をした。
エ「A、俺達の家に来る？」
『ううん、大丈夫。また今度お邪魔させて』
___今はまだ、
えいちゃんは子犬のような目をして私を見た。
そ「A、スネイプが見てr」
セ「おやおやMr.ウィーズリー、今何の時間かわかっているかね？」
そ「___魔法薬学です」
セ「我輩の授業に私語は要らない、グリフィンドール一点減点」
『___私も話していました』
そ「A！良いんだ」
教授は踵を返しローブを翻して、他のテーブルへ行った。
_____
ハリー「マルフォイもスネイプも、2人とも大嫌いだ」
魔法薬学の授業が終えて、地下牢から出た。
ロ「あ、ハグリッド！」
___ロン達と一緒に居たいけど時間遅れちゃうな
『ごめん、この後りっくん___リクヲの宿題を手伝う約束があるから図書館行くね』
ハリー「りっくんって誰？」
そ「リクヲのあだ名」
4人と別れて図書館へ向かうとドラコが居た。
『__ドラコが図書館って珍しい』
ド「此処に来たら会えるかなって思って。さっきはごめん」
___
ド「そんな驚く事か？」
『え、あ…ドラコも謝れるんだなって思って』
ド「___当たり前だ」
俯くドラコの髪を撫でた。
ド「___ｯ！？」
『皆に優しく出来ると良いのに、ね』
この世界に来てドラコの見方が変わった。
小憎たらしい時もあるけど、根本は心優しい。
『じゃ、約束あるから行くね』
ド「___ああ」
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
