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ド「おい手___大丈夫か？」
『だいぶ』
教授の薬の効果なのか、腫れは引き手首を動かせるようになっていた。
ネ「あの…A？」
振り返るとネビルが立っていた。
「ぼ、僕のせいで本当にごめんなさい」
ド「ｯおい！ロングボトム！いい加減にしろよ！」
『ドラコ！』
ドラコはバツの悪そうな表情を浮かべ、そっぽを向いた。
『ネビルに怪我なくて良かった』
ネ「本当に…ありがとう」
表情が明るくなったネビルは自寮の席へと帰っていった。
エ「___お人好しが」
えいちゃんの皮肉が聞こえ、カッと頭に血が上る。
『悪かったですね！お人好しで！』
睨み合いが始まった。
未来を知ってるのに守らないという選択肢はないのに。
全部知ってるから守れるのに。
___えいちゃんに何が分かるんだ
『____私、向こうで食べる』
２人は困惑しながらも頷いてくれた。
えいちゃんは相変わらず私を睨んだままだった。
_____
eiji side
パ「なんであんな言い方するのよ！」
ド「___僕はエイジの言い分も分かるね。普通他寮生を自分犠牲にしてまで守るか？ましてやグリフィンドール」
____なんであいつは自分を犠牲にするんだ
昔からそうだった。
全部１人で背負って平気なフリをする。
自分は未来を全部知っているから最悪な出来事は全て防ぐってことか？自分を犠牲にしてまで。
心配してる人がいるって事をあいつは考えないのか？
パ「何度も言うけど、言い方の問題よ。分かってんの？」
エ「___ああ」
パ「ただでさえ今のAの精神は死んでるのに追い討ちかけてどうすんのよ！」
ド「何があったんだ？」
パ「___昨晩突然寮に来たの。珍しい事もあるのね、って思ってたけどどうやら訳ありだったみたいで…」
ドラコは首を傾げた。
パ「泣きながら寝言言ってたの。"セブ、行かないで"って」
ド「セブって…スネイプのことか？」
パ「きっとね」
エ「どうでもいい」
____俺にとって今1番いらない情報だ
なんでスネイプなんだ。
なんであいつの前に現れたんだよ。
架空の人物だったくせに。
ド「…はぁ」
パ「さっさと仲直りしなよ」
俺は2人の視線に耐えきれず、机に伏せた。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
