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「A。愛してるゲームしましょう」



 澄んだ瞳でえげつない要求だ。

 頬杖をついたまま、じっと見つめてくる。



 隣に座っていたミスタはわざとらしく咳払いをし、アバッキオはヘッドフォンで自分の世界に入ってしまう。フーゴもナランチャも席を立ち、机を移動した。ブチャラティはまだ来ていない。



「ええ……、愛してる?」

「なんで疑問系なんですか」



 幸せに満ちたその空間をミスタがケッ! と一瞥した。なんつー甘ったるいことしてるんだ……そこでひとつ、ちょっとした悪戯心が芽生える。

 思いっきりキメてるジョルノに被せてみたらどうなる? それは、小さなからかいの気持ちだった。悪気があったわけではない。




「では、僕も。

 ────愛していま「俺も」




 2人の目が見開かれる。


 悪い笑みを浮かべたミスタはそのまま、いつも女性を口説いている時のような愛の言葉をつらつらと並べて見せた。そういったものに慣れていないAはみるみる赤くなる。



「…っと。…あれ? A真っ赤?」

「…うっさい、赤くない」

「これは俺の勝ちか〜? なあ、ジョルノ……」



 が、突如として笑みが引き攣った。




 ───ジョルノの瞳から、光が完全に失われていたからだ。




「あの〜…ジョルノさん?」

「…ミスタ」

「ひえっ」



 ただならぬ圧に心臓がキュッと縮んだような気がした。Aも訝しげにしている。音が聞こえていないはずのアバッキオでさえ、首を傾げた。さっきまでの空気はどうした? とでも言いたげに。


 しかしジョルノはすぐに、また笑顔を咲かせた。



「───やっぱり、ミスタの口説きで落ちない女性はいませんね」



 ……いつもの笑顔だ。ほっと胸を撫で下ろす。さっきまでの異様な圧は気のせいだろうか?そんなこと気にもしていないジョルノは、「…あと、僕も嫉妬はするんですからね」なんて頬を膨らませる。



「なーんだ嫉妬か〜…ビビった〜…。…ま、横取りするつもりなんてねぇし、末永くな」


「ええ、勿論」



 安心しきったように苺ケーキを食べ始めるミスタ。



 それを横目にAの腰に手を回しながら





「───僕は堕としますから」





 とジョルノが囁いたことなんて、誰も知らない。







「本当に大好きだ」

「僕がどれだけ愛しているのか…分かっているのでしょうか?」

「僕だけのモノにしたい…いっそのこと───」





【最終好感度-320%】





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ジョニィ-ツンデレ度→←結



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どりこく(プロフ) - 【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/dorikoku3/?rhraw=1】←こちらにて連載続けるのでよろしくお願いします🙏(アカ変しましたが作者本人です) (9月20日 21時) (レス) id: ad32d776ac (このIDを非表示/違反報告)
ソフト - ジョニィの小説嬉しい☺️ (9月19日 16時) (レス) id: c162779454 (このIDを非表示/違反報告)
狼アユロ(プロフ) - Good!なかなか面白いゲーム(小説)だ! (9月14日 19時) (レス) @page3 id: 9cbcaf04ea (このIDを非表示/違反報告)
そな(プロフ) - ジョニィ夢少ないので助かります…👍👍👍ヤンデレジョニィ好きです!! (9月8日 21時) (レス) @page7 id: 8240083825 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 大好きです♥️更新待ってます!嫉妬してるジョルノ可愛い! (9月4日 20時) (レス) @page6 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドリコク鳥 | 作成日時:2023年8月30日 9時

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