永遠時計〜僕がいる〜"3"

FIN ページ45

・









・









数年後___________









・









・









・









お墓参り。









・









藤「な〜、雪やばくね？」









二「俺滑っちゃいそうなんだけど！」









「Aがお前らに仕掛けたんだよ(笑)」









・









俺らは夢を見つけて


それぞれ将来の為に歩き出した。









・









ガヤはプロバスケットボール選手。






ニカは芸能事務所。









・









藤「Aちゃ〜ん！

雪とめてー！」








二「今頃腹抱えて笑ってるよ(笑)」









・









山道、

花束持ってAの墓の前を

3人で立った。









・









「A、元気か？」









二「うん元気だよ！」



藤「お前ふざけるのやめろ！」




二「うぃー」










・









Aにもらったあの手紙。





毎年クリスマスになると

いつも読み返してるんだ。









・









何度も何度も読んでいるのに

涙はいつも出てきてさ(笑)









・









藤「世の中、

クリスマスで盛り上がってますよ。」









二「来年はシャンパン掲げて

ここ来るよ。」








「ニカ(笑)」









相変わらず、

この三人はお調子者で(笑)









・









手を合わせ、

雪が乗っているAの墓をきれいにしてから


俺らはその場を去った。









・









藤「言った？

玉。」









「ん？」









二「Aちゃんに、

医師国家試験受かったよって」









「言ったよ(笑)」









藤二「なんて！？」









「おめでとう、って言ってくれた(笑)」









二「本当かよー(笑)」









・









・









本当だよ。





だって真っ先に伝えたの、

お前らより

Aが先だったし(笑)









・









・









俺には聞こえたよ。





Aの気持ち。









・









また来年、


来るからね。









・









-fin-

作者から。→←142

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す