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彼女が何であんな話をしたのか
今だよくわかってない。
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どういう気持ちで、
何を考えて、
アダムとイブの話を持ち出したのかは
きっと本人にしかわからないのかな、って。
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俺はただ、
次の日がクリスマスだからだったのかな、なんて
そんなことしか考えることができなかった。。。
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先生「12月24日
9時42分 ご臨終です。」
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クリスマスの朝。
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Aは安らかな眠りについた。
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突然のこと過ぎて
今起きている全てが嘘のよう、
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父「っっA、、」
裕母「Aちゃんッッッ、……」
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その現実を受け止めることができず
俺は見るに堪えなかった。
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優しく握った手。。。
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冷たくて、
でもほんの少し温もりが残っている。
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震える声、
俺は押し殺して言った。
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「……Aッ、
何で今日なの。。。
何で、、、クリスマスなのっ。
俺、準備してたのにっ、
喜んでもらいたくて、
ケーキだって…プレゼントだって…っ
用意してたのに、、、
って言う俺にっ
Aは…ッごめんねって、言うんでしょ?
優しい笑顔でそう言うんでしょッッ……?
ねぇ、言ってよ。
また笑ってよッッ」
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わかってた現実だったけど
やっぱり平常心なんてできなくて
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眠るように目を瞑るAは
嘘だよって起きて
いつものように笑いかけてくれそう。
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涼風(プロフ) - 美久さん» こんにちは。コメントありがとうございます(^^)そうでしたか!こっちの作品にも足を運んで頂き嬉しいです♪本当にこの物語作ってよかったとじんわり噛みしめながらコメント読ませて頂きました。好きな作品のリストに入れてもらい光栄です!是非他のも見ていって下さい! (2017年8月2日 23時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは、こんな晴れた日は特に。という作品を読んで涼風さんの作品が気になり、一気に読んでしまいました。気づいたら、日付を跨いでいました笑 こんなに泣ける作品に出会ったのは久しぶりです、私の中で好きな作品の一つとなりました。ありがとうございました! (2017年8月2日 2時) (レス) id: 2dc4f58c9a (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - れいなさん» はじめまして♪返信遅くなって申し訳ないです。そこまで深く考えて頂いたんですね。凄く作者として嬉しいです。まだまだ未熟なものですがこれからもよろしくお願い致します。応援ありがとうございます! (2017年1月15日 16時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - はじめまして。お話読ませていただきました。すごくすごく感動して涙が止まらなかったです。私も大切にしてくれたり大切にしたいと想える人に早く出逢いたいと思いました。これからも頑張ってください。応援しています! (2016年12月30日 1時) (レス) id: 41efcbc1fd (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 芳美さん» 小説書いているんですか!?今度お邪魔させて頂きますね♪でも、私なんかの作品参考にしてもよろしいんですか??すごく恐れ多いです(笑) (2016年11月24日 19時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年10月23日 23時