123(あなたSIDE) ページ25
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遅かったけど、お茶だすの忘れて
そうだった、って立ち上がると裕太のお母さんが引き留めた。
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母「私やるわ(笑)
座ってて。」
「……っありがとうございます。」
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食器を出す音、
お湯を注ぐ音、
心地よい音が
この部屋全体に響き渡る。
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母「どうだった?
だいぶ前だけど、、、旅行の方は。」
「あ、楽しかったです!
途中私のせいで…、中断しちゃいましたけど…
良い、、思い出だったと。」
母「そう(笑)
よかったわね。」
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涙が出そうになった。
こんなにも暖かくて
優しいお母さんがいる裕太を羨ましく思う。
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すると、
俯く私にふわっと抱きしめられる感覚。
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「…っ?」
母「……ッッ私は、
あなたを守るっっ、」
「え、」
母「あなたのお母さんになってあげる……っ
今更遅いかもしれないけど、
何かあったら言ってねッ、遠慮なく。
わかった?A。」
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涙を流しながら
震える声で裕太のお母さんは
背中を優しくさすってくれた。
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涼風(プロフ) - 美久さん» こんにちは。コメントありがとうございます(^^)そうでしたか!こっちの作品にも足を運んで頂き嬉しいです♪本当にこの物語作ってよかったとじんわり噛みしめながらコメント読ませて頂きました。好きな作品のリストに入れてもらい光栄です!是非他のも見ていって下さい! (2017年8月2日 23時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - こんばんは、こんな晴れた日は特に。という作品を読んで涼風さんの作品が気になり、一気に読んでしまいました。気づいたら、日付を跨いでいました笑 こんなに泣ける作品に出会ったのは久しぶりです、私の中で好きな作品の一つとなりました。ありがとうございました! (2017年8月2日 2時) (レス) id: 2dc4f58c9a (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - れいなさん» はじめまして♪返信遅くなって申し訳ないです。そこまで深く考えて頂いたんですね。凄く作者として嬉しいです。まだまだ未熟なものですがこれからもよろしくお願い致します。応援ありがとうございます! (2017年1月15日 16時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - はじめまして。お話読ませていただきました。すごくすごく感動して涙が止まらなかったです。私も大切にしてくれたり大切にしたいと想える人に早く出逢いたいと思いました。これからも頑張ってください。応援しています! (2016年12月30日 1時) (レス) id: 41efcbc1fd (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 芳美さん» 小説書いているんですか!?今度お邪魔させて頂きますね♪でも、私なんかの作品参考にしてもよろしいんですか??すごく恐れ多いです(笑) (2016年11月24日 19時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年10月23日 23時