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「もうやめてくれないか、」



















放課後、

昨日の女子たちを呼び出した。



















ウキウキしていた顔は

一変し、まるで別人の顔。



















「やめてって。。。



私たち、裕太君を思ってッッ」



「どこが?

俺。
そんなこと頼んだ覚えないけど。」









「だって、、、


"玉森裕太"はみんなのだよ。



みんな

私たちがやっていることを望んでいると思うけど。」










「ナイフも?」









「………ッッ」



















俺は、昨日落ちていたナイフを渡した。



















「刺してよ、」








「え、」









「Aにするんだったら俺にして、」









「………ッッ嫌だよ!

そんなことできないッッ」









後ずさりして

精一杯顔を横に振った。



















「君がしているのはッッッ……

こういうことなんだよ。」









「……ッ」









「大切な人なんだ。

Aは。









だからもし、

君たちがいじめても

何をしようとしても



俺は全身全霊で守るから。」



















そのあと、


ごめんなさい。って俺に言ってくれたけど

言うならAに言ってって、その場を去った。



















どれだけ怖かったか。






お母さんに引き続き

自分まで、なんて思うと怖くてたまらなかっただろうな。



















でも涙は見せなかったA。





























放課後、普通に接してあげたほうが

彼女のためかなって

手を繋ぐのは忘れなかったけど



そのあとは他愛もない話をして

アイスをおごってあげた(笑)



















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涼風(プロフ) - ミカさん» かなり今回の主人公、玉森君と真反対にしてみました(笑)ぐいぐいくる彼女と引っ込み思案でシャイすぎる彼氏(笑)こういう感じもありだな〜と…私なりの考えです(笑) (2016年9月28日 22時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 涼風さん» 私、結構手強いですよ〜?(笑)ぜひ、泣かせてください!下着屋…(笑)主人公、不思議ちゃんですね!でも、二人ともピュアでかわいい恋人です(*^^*) (2016年9月27日 19時) (レス) id: e808068742 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - ミカさん» 期待裏切らないように、丁寧に物語を進めていってミカさんを泣かせて見せます←(笑)楽しみにしててくださいね(*^^*) (2016年9月25日 14時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさんこんにちは♪いつもコメントありがとうございます。私もこっちのキャラの玉森君のほうが好きです!ピュアが素って感じでいいですよね〜(*^^*) (2016年9月25日 14時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - コメント遅くなりました!主人公、結構大胆ですね笑おとなしめの玉森君もかわいい!涼風さんの切ない系は読んだことがないので、楽しみにしてました!今は幸せな二人が、今後どうなるかが楽しみです! (2016年9月25日 9時) (レス) id: e808068742 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼風 | 作成日時:2016年9月22日 16時

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