永遠時計〜僕がいる〜

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それから、

学校ですれ違ったら

時々声かけあったりするような関係にまでなった。









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でも一番は

俺のバイト先。









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一週間に一度は来てくれて

その帰りに家まで送ったり

たまに映画見に行ったり、



思ったより進展は早くて俺も彼女を思う気持ちは増していった。









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あ「玉森君。

髪の毛茶色に染めて眼鏡はずしたらもっとモテるのに。。。」









この外見からなのか

よく真面目だとか成績いいとか言われるけど

そんなこと全くなくて。。。







ただコンタクトが怖いのと

髪は特にこだわっていないから。









「まだこのままでいいよ…(笑)」









あ「そっか……」







「藤沢は？

髪結構明るいよね、」









あ「地毛が元々明るくてね。

それに加えて染めちゃったから

少しだけ明るくなっちゃった(笑)」







「そっか……」









あ「うん(笑)


……あ、いつも送ってくれてありがとね、」









「いいえ〜。

藤沢ってカフェ好きなの？」









あ「う〜ん。。。

カフェというか、あのお店が好きっていうか。。。




どことなく落ち着く雰囲気に

独特なカフェの匂いと

ちょうどいいお店の広さと静けさ。




なんか本当に隠れ家みたいで

癒されるんだよね。。。」









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好きだった。









その物語っている顔と

まったりとした話し方が。









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そしていつもの十字路。









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「……じゃあ。。。

また明日ね。」









あ「うん！

おやすみ。」









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きっと俺が彼女に告白したら

みんなみたいに断られるかな。









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そんな目で見たことないからごめん、


そう言われるのかな。









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家に入る後姿を見て

余計に遠い存在のように感じた。









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