永遠時計〜僕がいる〜

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いつもよりこの日は少し終わる時間遅くて

ごめん、お待たせ！って

彼女のとこに駆け寄ろうとすると顔をうつぶせて寝ている。









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起こすのも可哀想かなって

テーブル挟んだ前の椅子に座ると

店長がまだいるんだったら鍵預けとくね！って先に帰ってしまった。









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「おーい、藤沢。」









物凄い聞こえるか聞こえないかくらいの声で

起こそうとするけどビクともしない。









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どうしようって、

体揺さぶろうとしても少し躊躇ってしまい

手を引っ込めた。









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「………っ、




おーい！起きて！」









あ「……んっ、

あ、、、玉森君。」









「もう終わったよ、」









あ「そっか……


ごめん、寝ちゃってた。。。








あれ？

２人だけ？」









「うん。

みんな帰っちゃった。」









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大きく背伸びをして

目をこする彼女。









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寝起きを見て

少しキュンなんて…、









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「もう遅くなっちゃうし

帰ろっか。」









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鞄を手に取り

立とうとする俺に玉森君、って少し切ない声で呼ぶ彼女。









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