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「さて、みんなこれからどうする?」



お店から出てき終わったみんなに向けて未可子さんが投げかける。



「俺は姉さんと一緒に姉さん家に帰るよ!明日姉さんと休みが重なったから、姉さんと久々に実家に顔覗かせようと思って!」

「お、いいね〜!ご両親も嬉しいだろうねきっと!Aちゃんはどうする?」

『私はまだ終電があるので電車で帰ろうと思います』

「あ!なら駅まで一緒に行こうよ!私、そこに旦那が迎えに来てくれることになってるから」

『そうなんですね!お願いします』

「でもそのあと1人で夜道歩くことになるんだよね、、、心配だなあ、、、あ!淳弥君、Aちゃんをお家まで送っていきなよ!」

「え」

『いえそんな!わざわざ家までなんて淳弥さんに申し訳ないです、、、!淳弥さんも、え、って言ってますし、、、』

「あ、いやいや!急に振られたからびっくりしただけで、送る分には全然問題ないし迷惑でもないよ。明日休みだし」

「だって!Aちゃんここは甘えさせてもらお。女の子1人で夜道はAちゃんが良くても私達が心配だよ」

『で、ではお言葉に甘えて、淳弥さんよろしくお願いします、、、!』

「おっけー。任せて」

「だーいじょうぶ!いざという時は淳弥君が黒閃打ってくれるから!」

「俺は打てないの!打てるのは悠仁だから!」



なんて冗談を交わしながらあれよあれよと淳弥さんに送ってもらうことが決まった。
内田姉弟は駅と反対方向ということで、2人とはお店の前でお別れ。
またねと手を振りながら私達3人は駅を目指してたわいもない会話をしながら歩みを進めた。










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作者名:sen | 作成日時:2023年9月1日 18時

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