情緒不安定カノジョ。【utit】

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.2日目





な「ってか2cm俺の方が高いから無理でしょ」


『は？めっちゃ煽るじゃん覚悟しろマジでｯｯ』




勢いよくジャンプしてなるせの右腕に飛びかかった。



…なんか床が見える。




『い゛た゛ｯｯｯ』


な「wwwwwww」


『まだへばってません！！！！！』




根本(本体)から仕留めよう作戦でなるせに飛びかかった。




な「あぶな、」




咄嗟に目を閉じて前に倒れ込んだ。




『…！？』




目の前になるせの大きく開かれた目。



あと少しでキ！！！！！！！！！！！！！するところだった…




『っ、ごめん、今どく』






な「しないの？」


『…え？』


な「じゃあ俺からしていい？」


『は？え、ちょ』




静かに重なった唇。





…どういうこと？これって好きな人とするんじゃないの？


犯罪じゃなかったっけ？




分かんない。




『っ、ふ…』




苦しい、ドラマの女優さんはあんなにスムーズだったのに。


…ちゃんと現実なんだ。







な「…ごめん、俺ベッドで寝るわ」




私は何も言葉をかけることが出来なかった。


なるせの背中が少しだけ寂しそうに感じたのは、きっと気のせいだ。


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