ただの幼馴染みだよこの野郎【入間銃兎】【ヒプマイ】

幼馴染み No.6 ページ7

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激しい頭痛により目が覚めた
頑張って起き上がると知らない所だった


『…あれ、此処どこ…』


どこか見覚えがあるが思い出せない。
起きようとすると綺麗な顔があった。


『綺麗だな…てかこの人誰だ』


見知らぬ人じゃん
なんで私見知らぬ人と寝てんだ？


生憎酔っ払っていたため記憶がない
見知らぬ人を起こさないように立ち上がり部屋を探索し始める


『……綺麗だな』


綺麗に写真が飾られてあった
仲良さそうに肩を組んでいる。

綺麗だなと反射的に呟いてしまった


『…楽しそう…！じゃない…』


思わず気を取られてしまった…

ってか、これ誘○されたパティーン？
そんな事ある？ないよね(自己解決)


警察呼んどく？？え？とりあえずうさポリに連絡しよ…


携帯はポケットの中にあった。昨日の私ナイス。
うわ、めっちゃLINE来てる。その半分が銃兎だった


とりあえず生きてるよ…と
うお既読はや


うさポリ
＜今から行くわ＞


場所を知っている事には触れないでおきます。
銃兎の闇が見えそう


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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

はやｯｯｯｯ


『銃兎』


「Aｯ！！」


ﾄﾞﾝｯ
銃兎とぶつかった。やだん痛い
謝罪をしようと離れようとすると銃兎は離してくれない。


『じゅ、銃兎ｯ？』


「……心配したんだぞ」


ｸﾞｽと鼻をすする音が聴こえた。
銃兎は強い力で抱きしめてくれている。暖かい。

力が強くて痛いが銃兎の優しさでどうでもよくなった


『銃兎、ありがとう、ごめんね』


銃兎の頭を撫でる。髪はさらさらだ。


「お前が居てくれれば、お前が無事なら、それでいい」


とイケメン台詞を平気で言う銃兎
一瞬照れたのは気のせいだ

……多分


「A帰るぞ。左馬刻も理鶯も待ってる。

彼奴ら怒らせるとやばいぞ、」


私の手を繋いでそういう銃兎


ﾄﾞｷｯ

あれ、この胸の鼓動は…
ﾋｮｫ！！(白目)


『好き』


突然口から出た言葉
…何言ってんだ私


『…』


「A？」


銃兎の声で我にかえった
幸いさっきの言葉は聞こえてないらしい


『！なんでもない！さ、はやく帰ろっ』


聴こえてなくてよかった…
これじゃ銃兎が戸惑っちゃうからね



.





銃兎side


『好き』


なんだよ…それ。
俺の気持ちも知らないで


ｽﾞｷｯ


痛い…
そんな俺の気持ちすら知らずAは無邪気だ

銃兎！と純粋な笑顔で、
好きな幼馴染みが無防備で、これで襲うなって


「こりゃ拷問だ」


銃兎side終了




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