14.体育館倉庫 ページ14
キーンコーンカーンコーン、と、学校の無機質なチャイムが鳴り響く。
私は鞄をもって席を立ち上がった。
「今日の日誌は僕がやっておくから、明日は一緒にやろうね」
そうにこっと隣で笑う相川さん。
うげ、……一緒にやらなきゃなのかよ……
『わかったわかった。でも今日は先に帰らせてもらうよ』
「うん、またね。」
私は手を振ってくれる相川さんに手を振り替えし、教室をあとにした。
そして、いつも棗が待っている靴箱にいこうとすると、
「……あ、石崎さん！」
……およ？
突然高めの声に名前を呼ばれ、私は振り替える。
すると、後ろには同じクラスの女の子３人がにまにまと笑っていた。
『……えっと、どうしたの？』
「今さっきね、先生から、“体育館倉庫の掃除をしてほしい”って頼まれたの」
…………え？今日体育なかったのに？……
そうキョトンとしてしまったが、改めて正気に戻る。
『わかった。ありがとね。』
相川さんは……いいか、体育館倉庫狭いし、
「……あ、私たち鍵持ってるから、一緒についていくよ！」
体育館倉庫、とかかれた鍵を見せて、そう笑う三人。
えらく準備がいいなぁ……何て感心しつつ、三人と一緒に体育館倉庫に向かった。
.
.
『……うわぁ、』
体育館倉庫に入ってみると、すごく埃だらけ。
私は振り返り、その事を三人に言おうとすると、
ｶﾞﾀﾝっと、そんな音をたてて、ドアがしまった。
…………え？ちょっ、
私はドアを開けようとすると、鍵がかかっているのか、ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬという音だけがなる。
『ちょっ！！どういうこと！？』
もういてもたってもいられなくて、ドアをｶﾞﾝｶﾞﾝと拳で叩く。
するのその時、クスクスと笑った声がドア越しに聞こえてきた。
「ふふっ、体育館倉庫の掃除なんて嘘だよ、」
「あははははっ！あんたの掃除かもね！」
「精々ここで貴方が真冬くんを侮辱した罪を思い知りなさい！」
すると足音はどんどん遠ざかっていく。
そんな、私が相川さんにした侮辱って、……
思い当たる節、一杯あるけどさ……
……こんな埃っぽいとこで過ごせと？ふざけんなよ、……
私はヘナリとよごれた床に座り込み、体育座りで膝に顔を埋めた。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2019年9月24日 17時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話もっと読みたい！ 終わって欲しくない(´；ω；｀)あとそらるさん（彼方先輩）今は夢主ちゃんのこと、どう思ってるんだろう…?とても気になる…!! (2019年8月24日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» できれば気づかないでほしかったぞwwww違うよ、やのんはいじる役だよ((((((((( (2019年4月1日 22時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - やのさん» ごめんなー(棒)ちょっと嬉しい気持ちがあったんだわ(^^)恥ずかしいんだね〜一生使えるネタが出来たw(嘘です)やのんは、いじられ役だね(( (2019年4月1日 22時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» 毎度のごとく長文のコメントありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！( ；∀；)うん！更新頑張るね！ちょっwwwほめてくれるのはうれしいけど、恥ずかしいからそこには触れないでwwww (2019年4月1日 22時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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