CASE3-90 ページ20
実際、あの本丸でも接した時間はたった数時間程度。だが、普通に話してはいたし避けられていた記憶は無い(突然の出来事過ぎて感覚が麻痺していただけである)。
「和泉守と同じ本丸だったんでしょ？なら知ってるんじゃないの？」
「いや、俺あの本丸で過ごしたのちょっとだけだし、和泉守と話したのなんてほんと一瞬だぞ？」
「そっかぁ……」
そう言えば、明石は頭を後ろ手にかいてため息をついた。
「はーあ。和泉守を知っとるやつが来る言うてたから、何とかなるかもと思たけど……この分じゃ、役に立ちそうに無いわ」
「む、そこの。さすがにそれは無礼という奴じゃ」
「はい三日月落ち着け。実際、こんな状況なら縋りたくなるのは普通だろ」
食ってかかりそうになる三日月を止め、静かに宥める。
それから明石に向き直った。
「取り敢えず、俺にも詳しいことは分かんねえわ。悪いなあ」
「……ウチの子が気ィ揉んどるんです。ちょっと気ィたっとるんや、すんません」
すると明石はそのまま屋内へと入っていった。遠征帰りだし疲れているのかもしれない。それでこんなことに付き合うことになって、あの刀の性格上まあそれなりに大変だったのだろうか。
蛍丸はその後を追っていった。
「あ、ちょっと待ってよ国行！ごめんね薊杵さん、うちのダメ保護者が！」
「ダメまでつけます？」
「事実じゃん」
「蛍丸さん辛辣やね」
明石たちは屋内に行ったが、依然としてここの御手杵は困り顔をしていた。
後書き
和泉守
元々の意地っ張りな性格と主人公への恐怖心と御手杵への申し訳なさと庇われた情け無さとその他諸々で感情が爆発した。
怒鳴った後色々な後悔で死にたくなった。
御手杵へ暴言は吐いたが情状酌量の余地がある加害者で被害者。
この子は主人公に飛び蹴りしてもいい。
成り代わり杵
無自覚の原因。
自分がそこまで他人を怖がらせたという自覚は全く無い。和泉守が何で"御手杵"を避けてたのかは検討もつかない。巻き込まれて当然である。
飛び蹴りされたら防ぐし腹パンされたら仕返しする。
最近ちょっとスランプかもです。
後書きで誤魔化してる感。
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白萩(プロフ) - アーーーッ！！あったっ！！！！パス通ったッ！！！セーフッ！！！！！ (2022年7月18日 17時) (
レス) id: b9eb7ef066 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみもち(プロフ) - こんにちは！！！元白萩でございます！！！アカウントログイン不可能ッ！！！！すまない読者様！！！！！いつかpixivかなんかで放出します！！！！！ (2022年7月18日 12時) (レス) id: e86e9ee7be (このIDを非表示/違反報告)
白萩(プロフ) - びっぐとまとさん» こちらこそ、読んで頂きありがとうございました。素敵な作品や、忘れないと言われてとても嬉しいです！！こんな形になってしまいましたが意地でもネタは放出します！！本当にありがとうございます！！読者様大好きです！！ (2020年7月23日 12時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
びっぐとまと(プロフ) - 今まで素敵な作品を提供していただき、ありがとうございました！そして本業や生活がある中での更新、お疲れ様でした！素敵な作品と出会えたこと、一生忘れないと思います。 (2020年7月23日 1時) (レス) id: 5f452c992d (このIDを非表示/違反報告)
びっぐとまと(プロフ) - こんにちは！楽しく読ませていただいておりました。成り代り設定のお話でも他のものとは違って新鮮で、心情の変化にドキドキしながら読んでいました。この度作者さまのコメントを読み、どんな形でも更新するという選択をされたことにありがたく思います。→ (2020年7月23日 1時) (レス) id: 5f452c992d (このIDを非表示/違反報告)
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