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｢…眩暈、さん。｣
前回京セラのコンサートの最後の挨拶で言った言葉を思い出す。
俺やって口だけ一丁前に言った訳やない。
勿論その約束を守る気で、いつだって仕事は全力で取り組んできた。
それなのに届かない。
当たり前だ、俺らアイドルとファンは明らかに大きな壁がある。
それを痛感させられ、しばらく放心状態からそのコメントから目が離せない。
｢……ご飯食べよ。取り敢えず話はそれからやな。｣
一旦その画面を消し、ソファから立ち上がる。
ご飯を食べている間もあのコメントで悶々とし、頭から離れない。
速攻でご飯を食べ終われば画面を開き、そのコメントをじっと見つめた。
｢Twitterのやり方全く分からんもんなぁ…このまんまいじったらおかしなことになりそうやし…調べるか。｣
生憎機械類がてんで駄目な俺は全くこのアプリの使い方も分からへん。
のんちゃんが面白がって入れてきただけやし、それから全くいじってないし。
インターネットも正直慣れないけど、まぁこれはしゃあない。
扱えない訳やないで？
多少は触るからな、ブログ更新とか、グループLINEとかのために多少は！
｢…このコメントがついーと、ハートマークがふぁぼ…ぐるぐる矢印がりついーと…シャープがはっしゅたぐ…
は〜〜難し！世の中の子はこんなん学んで生活してるん…？｣
独り言をぶつくさと呟きながら、いまさっき覚えたばかりの言葉を暗唱していく。
これまでのついーと内容を見るにはその人のアイコンをタッチすればいいらしく、LINEとかと同じ要領で人差し指でそっと押すと画面が切り替わり、眩暈さんのツイート画面に移る。
最初に書いてあるプロフィールを見る限り、黄色濃いめの虹色ジャス民らしく、9割が俺の話でたまにちょこっと他のメンバーの話が出てくる感じやった。
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遅ばせながら今作品を見て頂きありがとございます！作成から僅か1日で淳太くんカラーを頂けて嬉しいです！
これからもより一層頑張りますので、応援よろしくお願いします…！
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作者名：水澪 | 作成日時：2020年1月10日 16時
